美しい紫色の花穂
リアトリス
科名:キク科学名:Liatris別名:ユリアザミ原産地:北アメリカ草丈:60cm-1.8m開花期:6月~9月栽培難易度:
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リアトリスとは
有限花序 上から下に咲き進みます |
リアトリスは北アメリカ原産の植物で約35種が分布します。日本には大正末期に数種類が渡来しました。地中に塊状の地下茎があり、球根植物として扱うこともあります。冬に地上部が枯れますが、春に芽を出して毎年花を咲かせます。主な開花期は夏で、花色は赤紫か白で草丈は大きなものなら1.5mを越します。庭や花壇に植えたり、切り花として楽しみます。
花の付き方によって槍咲きと玉咲きに区別されます。槍咲きは主にスピカタ種〔L. spicata〕、スカリオサ種〔L. scariosa〕が元となった品種群で小さな花が穂状に花茎にびっしりと咲きます。玉咲きはスカリオサ種、リグリスティリス種〔L. lighlistylisu〕が元となった品種群で、小さな花が玉状に固まって咲きます。槍咲きに比べると花の数こそ少なくてまばらですが、ひとつひとつが大きいので非常に見栄えがします。どちらかというと、槍咲きのほうが丈夫でよくふえるので、よく見かけます。
切り花や園芸用に品種改良された品種は花穂の上から下までタイムラグなくほぼ同時に花が咲きそろいますが、元来からある野生種は花穂の上から下に向かって順次咲き進んでいきます。この咲き方を「有限花序」と言います。
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