花後にできる莢がユニーク
ルナリア(ゴウダソウ)
科名:アブラナ科学名:Lunaria annua別名:ゴウダソウ(合田草) ギンセンソウ原産地:熱帯アメリカ草丈:50cm~1m主な開花期:5月-6月栽培難易度:
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ルナリア(ゴウダソウ)とは
ヨーロッパ原産の草花で、日本には20世紀初頭に入ってきました。この植物をフランスから日本に持ち帰った合田清さんの名前にちなんで、ゴウダソウ(合田草)の和名があります。花壇の他、ドライフラワーとして利用されます。
主な開花期は初夏です。花色は赤紫や白で径2cm、花びらが十字状につきます。花後に円形の平たいさやをつけます。果実は完全な円ではなく、株が1カ所だけちょこんととがっており、豆のさやを伸してぺちゃんこにしたようなイメージを受けます。中には数個の平べったいタネが入っており、果実が熟してタネがこぼれたあと、薄い膜のような隔膜が株に残ります。隔膜はなめらかな光沢があり形がおもしろく、長期間傷まないのでドライフラワーに利用されます。
ルナリアの名前はラテン語のルナ(月)から来ており、円形の果実をお月さまに見立てたものです。花が咲くまでの育苗期間が若干長く、暑さに弱いのであまり普及していないような気がしますが、莢の形が他にはないおもしろい植物です。
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