芳香のあるさくら色の花
ルクリア(アッサムニオイザクラ)
科名:アカネ科学名:Luculia別名:アッサムニオイザクラ原産地:ヒマラヤ-雲南草丈:30cm~2m主な開花期:12月-2月栽培難易度: (ふつう)
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ルクリア(アッサムニオイザクラ)とは
ヒマラヤから雲南にかけての、標高1300m-2500mの高原に自生する常緑の低木~小高木です。5種の野生種が分布し、その中でも、アッサム地方のカシー高原を故郷とするルクリア・ピンセアナがアッサムニオイザクラの名前で流通します。日本へは1975年頃に導入され、鉢花として親しまれています。
花色は白やピンク、5枚の花びらを持つ径3cm前後の花を枝の先に20~30輪、球状に付け芳香を放ちます。花の持ちは比較的よく、つぼみが次々に開くので1ヶ月は楽しむことができます。葉はだ円形でやや厚みがあり、長さは20cm前後で裏面に綿毛が生えます。花色の濃いものや比較的暑さに強い園芸品種も知られています。
属名のルクリアは原産地の現地語でこの植物のことを「ルクリ・スア」と呼ぶことに由来します。
種類・仲間
()は学名 L.はLuculiaの略ピンセアナ(L.pinceana)
インドのアッサム地方、カシー高原の標高1300m-2000mに分布。アッサムニオイザクラの流通名で鉢花として出回る。
グランディフォリア(L.grandifolia)
ブータンの高原、標高2500mあたりに分布。育つと樹高6mほどになる大型種。寒さにはピンセアナより強い。
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