ゼフィランサスの育て方
育て方はこのページの下
- 科名
- ヒガンバナ科
- 学名
- Zephyranthes
- 用途など
- 鉢植え 庭植え
- 開花期
- 5月~10月
- 大きさ
- 高さ20cm~30cm
- 耐寒性
- 種により異なる
- 難易度
- 種により異なる
育て方
- ・日当たり~半日陰で育ちます
- ・植え付けは3月~4月
- ・耐寒性種と半耐寒性種があります
●ポイント
栽培カレンダー
主な作業の適期
植え付け | 3月~4月 |
---|---|
肥料 | 5月~10月 |
日常の手入れ
花後の処理
花が枯れたら、余分な栄養をとられないように花茎を下から切り落とします。
日当たり・置き場所
日当たりのよい場所でよく育ちますが、比較的明かるい日陰でも支障なく育ちます。 耐寒性の品種は寒さに強いので平地や暖地なら特に何もせずに冬を越します。 鉢植えにしているものも戸外で充分です。
タマスダレのように耐寒性種は特に防寒をする必要はありません。それ以外の半耐寒性種は霜や凍結に気をつけます。地植えは株元を腐葉土で覆うなどの防寒を行います。鉢植えは屋根のあるベランダや軒下、室内に取り込んで管理しましょう。暖地では戸外でも充分に冬越しできます。
寒冷地では半耐寒性のものはできれば植え付けるときから鉢植えにして冬場は場所を移動できるような形で育てた方がよいです。
水やりと肥料
鉢植えは土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えましょう。地植えは自然の降雨だけで充分ですが、乾燥後に球根が適度な湿度に合うと花がよく咲くので、夏場に雨の降らない日が続くようであれば時々水をあげましょう。メリハリのある「乾き→湿り」の繰り返しが好きで、夏場に充分な日の光と雨に逢うとその年の花付きがよくなります。
植え付ける際にあらかじめ土に化成肥料を混ぜておき、生育を見ながら生育期間中に1~2回追肥を与えます。
適した土
水はけがよく、有機質に富んだものがよい。赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使用します。
植え替え・植え付け
植えっぱなしにしていた方がよく育つので、毎年植え替えをする必要はありません。特に鉢植えは十分根が張った方が花付きもよくなります。ただし、球根が増えて極端な過密状態になると、今度は花付きが悪くなるので、鉢植えで2~3年、庭植えは4~5年に1回を目安に、植え替えます。適期は3月~4月です。
植え付けも3月~4月に行います。庭や花壇に植える場合は深さ10cm、球根同士の間隔は10~15cmを目安に植え付けます。鉢植えは球根の先端が地表に出るかでないかのスレスレの浅植えにし、間隔は5cmほど取ります。 4号鉢(直径12cm)に5球くらいが目安で、あまり間隔を開けすぎない方が咲いたときに見栄えがします。
ふやし方
球根が自然に増えるので、数年に1回植え替えを兼ねて分けます。また、花後にほおっておくとタネを付けるので、それをまいて増やすこともできます。
かかりやすい病害虫
とくにありません。
関連する植物
-
ハブランサス
ヒガンバナ科 難易度★★★☆☆
中南米原産の球根植物で、見た目がそっくりなものにゼフィランサスがあります。