セイロンライティアの育て方
- 科名
- キョウチクトウ科
- 学名
- Wrightia antidysenterica (=Walidda antidysenterica)
- 別名
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- 原産地
- スリランカ
- 大きさ
- 70cm~2m
- 主な開花期
- 6月~10月
- 耐寒性
- よわい
- 難易度
- ★★★☆☆(ふつう)
こんな植物です
スリランカの標高600m付近に自生する植物で、日本にはタイ経由で花木として導入されました。高さ2mほどになる低木でよく枝分かれして、高温期(日本では夏)に直径3cm前後の純白の花を咲かせます。花びらは5枚で付け根の部分にも細かい花びらのようなものが見られますが、これは副花冠が発達したものです。
キョウチクトウ科の植物はつぼみの状態のとき、花びらの巻き方が上から見て右巻きのものが多いのですが、本種は逆の左巻きなのだそうです。一般的にはライティア属に分類されますがその形状の違いからワリダ属という別属に分類されることもあります。
純白の花は清楚で美しく、日本でも今後、夏向きの花木としてもっと普及するかもしれません。
育て方
- ・夏は直射日光を避ける
- ・水切れに弱い
- ・越冬温度は10℃以上
●ポイント
栽培カレンダー
主な作業の適期
植え替え | 4月下~5月上 / 9月上 |
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肥料 | 5月~10月 |
日常の手入れ
切り戻し
夏の元気な時期は枝を切り戻すと、新たに芽が伸びてきて再び花を咲かせます。
日当たり・置き場所
日当たりを好みますが、真夏は直射日光を避けて半日陰の場所で育てます。
耐寒性がないので冬は室内に取り込んで日当たりのよい場所で育てます。15℃前後の気温を保てるとベストですが、土を乾燥気味に保ち半休眠状態にすると10℃くらいまで耐えます。
水やり・肥料
原産地では標高600m以下の多湿な環境に自生しています。水切れに弱いので土の表面が乾いていきたら、たっぷりと水を与えましょう。
かかりやすい病害虫
とくにありません。
植え付けと用土
水もちがよく腐葉土などの腐植質のたっぷり入った土が適しています。
ふやし方
さし木でふやすことができます。適期は6~7月です。
関連する植物
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キョウチクトウ
キョウチクトウ科 難易度★★☆☆☆
夏を代表する花木のひとつ。性質は強健で、大気汚染に強い。