センペルビブムの育て方
育て方はこのページの下
- 科名
- ベンケイソウ科
- 学名
- Sempervivum
- 用途など
- 鉢植え 庭植え
- 開花期
- 6月~8月
- 耐寒性
- つよい
- 難易度
- ★★★☆☆(ふつう)
育て方
- ・日当たりと風通しの良い場所で育てる
- ・寒さと乾燥に強く高温多湿にやや弱い
- ・冬と夏は乾かし気味に
●ポイント
栽培カレンダー
主な作業の適期
植え替え | 3月~6月 |
---|---|
肥料 | 4月~6月 |
日常の手入れ
枯れ葉の掃除
茶色く枯れた葉っぱはそのままにしておくと、水が溜まって蒸れる原因になるので、かさかさに乾いたら丁寧に取り除きます。
日当たり・置き場所
日当たりの良い場所で育てます。日当たりが悪いと徒長して、本来ピンと立ち上がる葉っぱがだらしなくぐにゃりと垂れて、株が地面にへばりついたような姿になり、葉色も薄くなります。室内は日照不足で徒長しやすいので不向きです。
寒さには非常に強く、霜や降雪にあっても枯れることは少ないです。温度で言うと-5℃までは充分いけます。秋~春は屋外の雨ざらしでも案外大丈夫です。
暑さと言うより、高温多湿が苦手です。夏は雨の当たらない明るい日陰で、風通しを良くして過ごさせた方が失敗は少ないです。
水やりと肥料
春と秋の気候のよい時期は乾いたらたっぷり与えます。特に春はぐんぐん葉を伸ばします。冬と夏は生長が鈍ったり止まることがあるので、乾かし気味に管理します。よくわからないなら、一年を通して乾かし気味でも良いです。乾燥には非常に強く、水をやりすぎて多湿にするよりは安全です。
肥料は春~初夏の生育期、月1回液体肥料を与えます。
適した土
土質は選ばずよく育ちますが、水はけのよいものが適しています。
植え替え・植え付け
植え替えの適期は春の生育期です。暑さが来る前に終わらせましょう。
ふやし方
株分けかタネまきで増やします。
株分けはランナーの先端に付いた子株を取り外して土に植えます。適期は5月~6月です。
タネは春か秋にまきます。非常に細かいタネなので、扱いに注意し発芽まで乾かさないようにします。1年くらい育てると、小さいながらもそれなりの株に生長します。
かかりやすい病害虫
春~秋にかけてカイガラムシが発生します。見つけ次第こすり落として駆除します。