スイレン

スイレン科 「す」からはじまる植物

スイレン
この植物の育て方
科名
スイレン科
学名
Nymphaea
別名
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原産地
世界の熱帯・亜熱帯
大きさ
高さ15cm~50cm
開花期
5月~10月
難易度
種により異なる

こんな植物です

多年性の水生植物で世界の熱帯、亜熱帯に約40種類が分布しています。性質上大きく2つに分けることができます。

ひとつは主に温帯に自生している種類を元に改良された「耐寒性スイレン」で、 ヨーロッパや北アメリカに分布するヒツジグサというスイレンの一品種が元になっている種を特に「耐寒性小型スイレン(ヒメスイレン)」と言うこともあります。もうひとつは熱帯原産の種類から改良された「熱帯性スイレン」です。

ヒメスイレンが一番場所もとらずに寒さにも強いので育てやすく、耐寒性スイレン、熱帯性スイレンの順に育て方が難しくなります。スイレン鉢など容器に水を貯めて育てる場合はヒメスイレンなど小型のものが適しています。

種類

耐寒性スイレン

主に温帯地方に自生している品種を元に改良された種です。花は主に昼咲きで白、黄色、ピンク、赤などの花色があります。花の大きさは小さなもので3cm前後、大きなもので20cmほどになります。花は水面に浮かんで咲きます。

熱帯性スイレン

主に熱帯地方の種類から改良された種です。寒さに弱く、水温が15℃以下になると著しく弱るか枯れてしまいます。花は昼咲きに加えて夜に咲かせるものもあります。 花色は耐寒性種に比べて豊富で青や紫色の花を咲かせるものもあります。花茎を水面より上に伸ばして花を咲かせるのが特長です。花の大きさも立派なものが多い。

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