チトニア
- 科名
- キク科
- 学名
- Tithonia rotundifolia
- 別名
- メキシコヒマワリ
- 原産地
- 中央アメリカ メキシコ
- 大きさ
- 高さ1m~2m
- 開花期
- 7月~9月
- 難易度
- ★☆☆☆☆(やさしい)
こんな植物です
メキシコ、中央アメリカ原産の草花で、古代アステカ帝国の国花だったと言われています。およそ10種が知られていますが、その中でも一般に栽培されているのは、チトニア・ロツンディフォリアで、園芸ではチトニアというと本種を指します。花後に枯れる一年草で、日本では春にタネをまいて夏から秋に花を楽しみます。メキシコヒマワリ、ヒロハヒマワリの別名がありますが、ヒマワリの仲間ではありません。
草丈は1m~2mで茎は直立し、葉は長タマゴ型でフチにぎざぎざが入ります。枝先から長めの花茎を伸ばして、その先端に濃いオレンジ色の花を1輪咲かせます。花の大きさは8cm~10cm、花茎は中空で柔らかい毛で覆われており、花びらの裏は黄色くなります。花首の部分で折れ曲がりやすいですが、切り花にも利用できます。タネは黒っぽくて、冠毛がかたく尖った芒(のぎ)に変化しており、刺さると痛いです。
園芸品種の’トーチ’は草丈が1m~1.5mほどの矮性種(わいせいしゅ)で、タネも広く出回っています。チトニアの名前は、ギリシア神話に出てくる若者、ティトヌスにちなみます。
名前の由来
〔〕内は学名 T.はTithoniaの略
ディウェルシフォリア(和名:ニトベギク)〔T. diversifolia〕
草丈3m~5mになる多年草で、大きくなると株元は木のように堅くなります。主な開花期は中秋~晩秋で10cm~15cmの黄色い花を咲かせます。日本に入ってきたのは明治時代、新渡戸稲造が持ち込んだと言われています。ガリバーヒマワリ、コウテイヒマワリとも呼ばれます。
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