ツニア

ランの仲間 「つ」からはじまる植物

ツニア
この植物の育て方
科名
ラン科
学名
Thunia
別名
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原産地
東南アジア 中国
大きさ
高さ30cm~1m
開花期
6月~8月
難易度
★★☆☆☆(そだてやすい)

こんな植物です

インド北部、ミヤンマー、タイ、中国南部などに約8種が分布するランの仲間です。自生地は主に高地で、標高1000m-2000mの場所に自生します。

太さのある棒状の茎をまっすぐ上に伸ばし、笹のような細長い葉を行儀良く2列に付けます。ランと言うより何となく草を彷彿とさせる姿です。草丈は1mほどに達し、先端に花茎を下向きに付けます。

主な開花期は6月-8月で花には芳香があり、色は白、もしくはピンク色で径およそ10cmです。ひとつの花の寿命は短いですが次々と新しい花を咲かせ、一本の花茎から5-10輪の花が付きます。花の中心に位置する筒状の花びら(唇弁)はフチにフリルが入り表面は隆起して毛が密生します。冬は落葉して棒状の茎の状態で越します。

名前の由来

名前は19世紀のラン収集家ツン・ホーエンシュタイン(Thun Hohenstein)に由来します。ラベルなどに記載する際の略号は『Thu.』です。

種類

ブリメリアナ〔Thu. brymeriana〕

ビルマ北部に分布します。花は大輪で美しく、最も普及している種のひとつです。花は径15cm程で1本のバルブ(茎)に3~6輪付きます。色は淡いピンクで唇弁が濃いピンクと黄色になります。主な開花期は初夏です。

アルバ 〔Thu. alba〕

インド北部から中国南部にかけて分布します。花は径7cm程で、白色。唇弁に黄色や淡い紅桃色が入ります。

マーシャリアナ〔Thu. marshalliana〕

ミャンマー、タイに分布します。花色は白で唇弁にオレンジ色が入ります。花の大きさは径7cm程です。

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