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ろう細工のような質感の花

ワックスフラワー

ワックスフラワー
科名:フトモモ科
学名:Chamelaucium
原産地:オーストラリア
樹高:1.5m-3m
開花期:4月~6月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(ふつう)

くわしい育て方

〔〕内は学名、C.はChamelauciumの略

ワックスフラワーとは

オーストラリア固有の植物で、13~20数種の仲間があります。花がろう細工のような質感なので、ワックスフラワーと呼ばれています。

広く栽培されているのは、常緑低木のウンニカツム種〔C. unicatum〕で、ジェラルトン・ワックスとも言います。日本で単にワックスフラワーというと、本種を指すことが多いです。「ジェラルトン」は西オーストラリア州の地名で、この周辺に多く自生するところから付いた名前です。鉢花や花木のほか、切り花の需要が高いです。

樹高は3mくらいになり、枝葉細かく枝分かれします。主な開花期は春から夏でで、大きさは2cm前後です。花柄の先端が2~4つに短く枝分かれして、その先端に1輪ずつ咲きます。花色は白、ピンク、紅、紫などがあります。花の真ん中に雌しべがピンと立ち、それを丸く囲むように雄しべが付きます。葉は針金のような細い円柱状で、長さは短いです。

基本的に寒さに弱いので、日本では鉢植えで栽培することが多いです。 自生地やそれに近い気候の場所では、露地植えで大きく茂ります。

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