ヤサシイエンゲイ

星のような姿の白花

アングレカム

アングレカム
科名:ラン科
学名:Angraecum
原産地:熱帯アフリカ マダガスカル
草丈:7cm-1.3m
開花期:種により異なる
栽培難易度:バー バー バー バー バー
バー バー バー バー
(ふつう~むずかしい)

くわしい育て方

〔〕内は学名、Angcm.はAngraecumの略

アングレカムとは

セスキペダレ
株姿(セスキペダレ)
マダガスカルを中心として、熱帯アフリカにおよそ200種類が分布するランの仲間です。草丈は種によって大きく違い、10cm足らずの小型種から1mを超す大型種まであり多様です。樹の幹や枝、岩肌の斜面に根を張って生活する着生(岩生)種と地面に根を下ろす地生種があります。

肉厚の葉を左右交互に出して、行儀よく二列に並びます。枝分かれはせずに上に上に伸びていく種が多いです。茎は短くて葉のついた状態では見えず、古い葉が落ちたとき棒状なったものが確認できます。

葉と葉の間から花茎を伸ばして、その先端に花が咲きます。花色は白や淡い緑が多く、それ以外には黄褐色のものが見られる程度です。一本の花茎からは1輪~数十輪を付けます。花びらは肉厚のものが多くて、反るように思い切り開きます。花の後ろ側には蜜の入った距(きょ)という細長い管のような器官がありますが、花の大きさに比べてその部分が非常に長くなるものが多いです。 花もちが非常に良く、ひとつの花で1ヶ月以上咲いている種もあります。

花は夜によい匂いを放つものが多く、暗いところで目立つ白系の花が多いことなどからも夜行性の昆虫類が花粉の媒介をしていると考えられています。

属名のアングレカムはマレー語のアングレク(着生植物)に由来し、樹木などに根を下ろしている自生の姿からきています。樹木に根を固定しているものの自活しており、樹木から養分や水分を奪っているわけではないので寄生とは異なります。

ダーウィンのラン

セスキペダレ
セスキペダレ
アングレカム・セスキペダレ〔Angcm. sesquipedale〕はダーウィンのランとも呼ばれ、有名な逸話があります。この種は距が異様に長くて20cm以上になり、ダーウィンは生前この距の長さに合う昆虫の存在を予想していました。ダーウィンの死後、口の長さが20cm以上あり距の底の方に溜まった蜜を吸うことができる「キサントパンスズメガ」という蛾が発見されました。

セスキペダレはマダガスカル原産の着性種です。アングレカムの中でも大型で花の直径は15cm、草丈は1mを超します。花色は白で、花びらは分厚くて蝋細工ような光沢をもちます。

種類

レオニス
レオニス
エブルネウム
エブルネウム

レオニス〔Angcm. leonis〕
マダガスカルなどに分布する中型種で、比較的ポピュラーで育てやすい種です。葉は肉厚で剣型です。花色は白で幅2cm程。

エブルネウム〔Angcm. eburneum〕
マダガスカルや東アフリカに分布する大型種で、草丈は1.3mほどになり茎は枝分かれします。大株はダイナミックかつ豪快です。要するにデカイです。やや大きめの花が花茎に沿って並ぶように付きます。花色は緑と白です。

ディスチクム〔Angcm. distichum〕
熱帯アフリカ西部から中部に分布する小型種で草丈は15cmほどです。かまぼこ形で肉厚のちっちゃな葉が特徴的でかわいらしい。葉の付け根から1cm程の白花を1輪ずつ咲かせます。

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