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小さな白い花

エランギス

エランギス
科名:ラン科
学名:Aerangis
原産地:熱帯アフリカ マダガスカル
草丈:3cm~30cm
主な開花期:種により異なる
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(ふつう)

くわしい育て方

〔〕内は学名、A.はAerangisの略

エランギスとは

マダガスカルを中心として、熱帯アフリカにおよそ50種が分布するランです。おおむね小型で、樹木や岩の上に根を張り付かせて生活します。湿度の高い環境を好み、森林内の沼沢地に多く自生します。ラベルなどに記載するときの略号は『Aergs.』です。

葉は革質で厚みがあり、少し縦に長いタマゴ型で、先端が不規則なV字型にへこむことがあります。茎は極端に短いものが多く、葉が左右交互に出て2列に並びます。ちょっとファレノプシス(コチョウラン)に似た株姿です。花茎を株元から伸ばして、2輪~10輪の花を咲かせます。花の大きさは小さいですが、後ろから距(きょ)と呼ばれる管状の器官を長く伸ばします。花色は白で、距の部分がピンクや黄色、緑色になります。花は夜になると芳香を放ちます。

近い仲間にアングレカム属があり、かつてはエランギスもこの属に入れられていました。エランギスはギリシアのエア(aer:空気)とアンゴス(angos:器)からなります。長い距に由来すると言われていますが詳しくはわかりません。

種類

ビロバ〔A. biloba〕
エランギスの中では最もポピュラーな種です。花茎が下向きに垂れ下がり、径3-4cmの花を10輪程度咲かせます。主な開花期は夏~秋。

ルテオ・アルバ (= ロドスティクタ)〔A. luteo-alba (= A. rhodosticta)〕
白~乳白色の径3cmほどの花を10数輪付けます。花の真ん中はポチッと赤くなるのが特徴です。主な開花期は冬~春。

ファスツオサ〔A. fastuosa〕
花茎は短く株元に花が付きます。花色は白で表面にはロウのような光沢があります。

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