ヤサシイエンゲイ

光沢のある細かい葉

アスパラガス(観葉植物)

アスパラガス デンシフロルス
デンシフロルス 'スプリンゲリ'
科名:ユリ科(キジカクシ科)
学名:Asparagus
別名:クサスギカズラ
原産地:温帯・亜熱帯
草丈:50cm~3m
主な開花期:6月-7月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(やさしい)

くわしい育て方

〔〕内は学名、A.はAsparagusの略

アスパラガスとは

アジア、アフリカ、ヨーロッパの温帯~熱帯におよそ300種が知られています。「アスパラガス」と言うと野菜としておなじみですが、観葉植物として楽しんでいるものも、種は違いますが同じ仲間です。光沢のあるグリーンとレースのような細かい草姿が美しく、鉢植え、ハイドロカルチャーや苔玉で楽しみます。ミニ観葉植物(ごく小さな鉢植え)の定番として、100均でもよく見ます。

アスパラガスは葉の退化した植物で、葉に見える部分は茎が変化したものです。「葉状枝」や「仮葉」と呼ばれます。光合成はもっぱらこの葉状枝でおこなわれます。本来の葉は茎のつけ根当たりに小さな鱗片やトゲの形で残っているのみです。夏に白い花を咲かせ、小さな丸い果実をつけます。果実は熟すとつやつやした赤や黒紫色になります。繊細な草姿に反して根の生育は猛々しく、水分をたっぷり蓄えられように太くなります。

名前は、ギリシア語で「ア」(後ろに来る単語を強調する強勢語)と、スパラッソ(刺す・裂ける)の2語からなり、ある品種が鋭いトゲを持っているところに由来するといわれています。また、古代ギリシア語で「細かく裂ける」という意味の「アスパロガス」からきていると言う説もあります。

種類

観葉植物として育てられているのは主に南アフリカ原産種です。代表的な種に以下のようなものがよく知られています。

セタケウス・ナヌス〔A. setaceus 'Nanus'〕
観葉アスパラガスの代表種です。半つる性タイプの園芸品種です。羽毛状の葉状枝が密生して、ふんわりとしたケムリのような雰囲気を作り出す品種です。年を経た株は、茎の節々か下向きのトゲを伸ばしてそれをなにかに引っかけてよじ登っていきます。シノブボウキという和名があります。

デンシフロルス・スプレンゲリ〔A. densiflorus 'Sprengeri'〕
園芸品種。茎が四方に広がって垂れ下がるように伸びる品種で、ハンギング(吊り鉢)仕立てに向いています。和名はスギノハカズラといいます

デンシフロルス・メイリー〔A. densiflorus 'Myers'〕
園芸品種、茎は直立して50cm前後になります。小枝が密について動物のシッポのような棒状になります。花材としてもよく利用されます。

斑入り葉種
タチテンモンドウ
アスパラゴイデス〔A. asparagoides〕

茎がつる状で、他のものに絡みながら上に伸びていきます。葉状枝は先端がとがった3cm前後のタマゴ型で、他の観葉アスパラガスとは一風違った姿をしています。スマイラックスやメディオラとも呼ばれます。光沢のある葉状枝が美しく、ブーケにもよく利用されます。

タチテンモンドウ(立天門冬)〔A. pygmaeus〕
鉢植えの他、花壇の縁取りなどにも利用されます。茎は直立して20cm~30cmになります。色は淡めのグリーンでこんもりと茂ります。地下に紡錘形をした球根(貯蔵根)をたくさんつくります。

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