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アローカリア(シマナンヨウスギ)の育て方

アローカリアシマナンヨウスギ科 学名:Araucaria 用途 鉢植え 露地植え
難易度 バー バー バー バー バー(そだてやすい)

耐寒性 バー バー バー バー バー(ふつう:0℃~5℃)

スギやマツに姿が似た常緑性の針葉樹で、美しい樹形が特長です。暖地では庭園樹として広く利用されていますが、日本では幼苗を大鉢の観葉植物として扱うことも多いです。

※比較的広く流通しているアローカリア・ヘテロフィラ(シマナンヨウスギ)について解説いたします

栽培カレンダー

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植え替え
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さし木
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肥料
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季節・日常の手入れ ポイント
摘心若いときは幹が軟らかく曲がりやすいので、しっかりと支柱を立ててまっすぐに伸びるようにします。曲がったまま放っておくとそのまま幹が固まって姿勢の悪い樹形になってしまうことがあります。

基本的に自然のままの樹形が美しいのでなるべく枝葉は切らない方がよいのですが、背が伸びすぎた場合は頂点の芽を摘んで芯を止め、それ以上伸びない様にします。横に張る枝が邪魔な場合も同様で、枝の先端を摘みとり(切り)ます。

日当たり・置き場所
日当たりの良い場所~明るい日陰でよく育ちます。日陰でもよく耐え枯れることは少ないですが日光不足になると枝葉が間延びしてだらしない姿になってしまいますので、一年を通してできるだけ日のよく当たる場所に置いて育てます。風通しの良い場所が適していますが、あまり風が強いと幹が曲がったり折れてしまうことがありますので気をつけましょう。

耐寒性は強く、0~5℃程度の気温があれば問題なく冬越しできます。暖かい地方なら屋外で越冬可能ですが、寒冷地や平地で不安な場合は室内の日当たりの良い窓際などに移動させます。

水やり・肥料
春~秋の生育期には土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。土がいつもじめじめと湿った状態だと、株がひょろひょろと軟弱な感じで育ってしまいます。また、油断して土をカラカラに乾かしてしまうと芽先や葉先が枯れて非常に見苦しくなるので注意しましょう。

秋に気温が下がってきたら徐々に水やりの回数を減らして冬は乾かし気味に管理します。気温が低いと生長も緩慢(かんまん)になり水もそれほど必要としなくなるからです。

肥料は春~秋の生育期にかけて、固形の肥料を株元に適量施します。肥料をたくさん与えると間延びしやすい上に与えただけ生長する(早く大きくなる)ので注意が必要です。肥料が足りずに枯れると言うことはほとんどないので、鉢植えの場合は最低限の量を与えて、あまり生長させずに大きさをキープする方がよいでしょう。

用土
水はけの良い用土が適しています。赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使います。

植え替え・植え付け
鉢の中が根でぱんぱんになるまでほおって置くと生育不良を起こす(葉先が枯れるなど)ことがあるので、2年に1回を目安にしてひとまわり大きな鉢に植え替えます。鉢から抜いた株は周りの土を少し落としつつ根を軽くほぐしてから植えます。植え替えの適期は春暖かくなってから(4月~5月)か真夏の暑さが少し和らぐころ(9月)が適期です。真夏や真冬の作業は避けます。

ふやし方
さし木でふやすことができます。さし木には頂点の部分(天芽)の枝葉を用います。幹から横に出ている枝をさし木にすると、根は出ますが枝が横に伸びるだけで直立しません。適期は4月下旬~6月中旬です。さし木

かかりやすい病害虫
病気 とくになし・害虫 カイガラムシ ハダニ

カイガラムシが発生することがあります。薬剤が効きにくいので発生が少ない場合はブラシなどでこすり落として駆除します。空気が乾燥しているとまれにハダニが発生することがあります。葉にも霧吹きなどで定期的に水をかけてあげるとある程度発生を予防することができます(ハダニは湿度のある環境では発生しにくいので)。

まとめ 
日陰にも耐えますが、.できるだけ日当たりの良い場所で育てます
肥料は控えめに(大きく育ちすぎる)
水は土の表面が乾いたらたっぷり与え、極度の乾燥に注意します

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