ヤサシイエンゲイ

 

エスキナンサスの育て方

エスキナンサスイワタバコ科 学名:Aeschynanthus 用途 鉢植え 吊り鉢植え
難易度 バー バー バー バー バー(ふつう)

耐寒性 バー バー バー バー バー(ややよわい:5℃-7℃)

東南アジア~ニューギニアにかけて約100種類が分布します。樹上や岩の表面に根を張り付かせて生育する着生植物です。常緑性で毎年花を咲かせる多年草と低木のものがあります。

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
        バー バー バー バー        
植え付け
        バー バー バー バー        
切り戻し
            バー バー バー      
さし木
        バー バー バー          
肥料
      バー バー バー バー バー      

季節・日常の手入れ ポイント
切り戻し
切り戻し株が古くなったり根づまりをおこすと株元あたりから葉が落ちてしまうことがあります。そうなると見た目よくないので株元近くまで茎を切り戻し、仕立て直しを行います。切り戻しを行うことによって株元から新しい茎が伸びてきます。切った茎でまだ葉がついていて元気な部分はさし木に利用できます。
花付きをよくする
花付きをよくするためには、真夏以外は十分に日光に当てて、茎葉を丈夫に育てることと、秋の低温にあわせてから室内に取り込むようにすることです。ただ耐寒性はあまりないので、夜間の温度が10℃を切るような場合は早めに取り込んだ方がよいでしょう。

日当たり・置き場所
強い日射しに当たると葉が焼けてしまいます。特に真夏の直射日光はエスキナンサスにとっては強烈なので半日陰の場所に移動します。それ以外の季節はよく日光に当てて育てます。室内のレースのカーテン越し程度の日光でもよく育つので強い光を必要としない室内向きの植物といえます。湿度と気温の高い環境を好みやや弱い光にも耐えるので、バスルームの窓辺などに鉢をつり下げておいてもよく育ちます。ただ、バスルームは気温差が大きいのでその点は注意が必要です。

冬の寒さには弱く10℃以上の気温が理想的です。5℃程度までは耐えるのですが、低温にさらされると葉がすべて落ちてしまいます。葉のある状態で冬越しをするのであれば、やっぱり10℃程度必要です。

葉が落ちてしまった株は5℃以下に気温が下がらないようにして春に株元まで茎を切り戻します。生きていれば新しく芽を吹きます。

生育適温について

冬も夏と変わらず元気に生長させたければ15℃以上、やや生長は衰えるが葉をつけたまま冬越しをしたいのであれば10℃以上、落葉覚悟で冬越しするのであれば5℃以上が目安です。それ以下の温度では植物自体が寒さで枯死してしまう可能性が高いです。

水やり・肥料
過湿を嫌うので水のやり過ぎに注意しましょう。生育期間中は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。冬は水やりをひかえめにし、乾かし気味にします。土の過湿は嫌いますが空気中が乾燥すると葉が落ちたり萎縮する原因になるので、乾燥する時期は霧吹きなどで葉に水をかけます。ハンギング(つり鉢仕立て)にしているものは風通しがよく特に乾きやすいので夏場の水やりには気を付けましょう。また、冬は暖房の風の当たる場所はひどく乾燥するので避けます。

肥料は春から秋の生育期間に液体肥料を水やり代わりに与えます。与える回数は月に2回を目安にします。標準より薄めのものを月3回ほど与えてもよいでしょう。

用土
水はけの良い土が適しています。赤玉土5:ピートモス3:腐葉土2の割合で混ぜた土を使います。つり鉢にするなら市販のハンギングの培養土を利用するか、用土を軽くするためにパーライトなどを混ぜ込みます。

植え替え・植え付け
鉢の中が根でいっぱいになってしまったものや、下葉が落ちてしまったものは植え替えを行います。目安としては2~3年に1回です。適期は気温が十分に上がってから、5月中旬~8月頃です。

ふやし方
さし木でふやすことができます。茎を先端から2~3節の長さに切り取り、川砂にさします。また湿らせた水ゴケを切り口にまいて発根させる方法もあります。いずれにしても作業後は半日陰に置いて水を切らさないように管理します。うまくいくと1ヶ月くらいで根が出てくるので、根が出たものは小さな鉢に植え替えて育てます。一つに鉢に数本まとめて植えるとボリュームが出ます。

その後、生長して茎が伸びてきたら、茎の先端の芽を摘んでわき芽を出させるようにすると株姿がバランスよく整います。
さし木

かかりやすい病害虫
病気 炭そ病・害虫 アブラムシ

炭そ病は特に雨の多い季節に発生しやすい病気です。葉に灰白色の斑点が発生しその中心部分に黒い点々が発生し、葉に穴が開くこともあります。見つけたら早めに殺菌剤などを散布しましょう。

まとめ 
・真夏の強い日射しは避ける
・冬越しはできれば10℃以上の気温を保つ
・空気中の湿度が高いのを好む

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