枝に群がる蝶の花

エニシダとは

マメ科 「え」からはじまる植物 花木・庭木・果樹

エニシダ
この植物の育て方
科名
マメ科
学名
Cytisus scoparius
別名
エニスダ
金雀児 金枝雀(漢字表記)
原産地
ヨーロッパ
大きさ
1.5m~3m
開花期
5月~6月
難易度
★★☆☆☆(そだてやすい)

こんな植物です

〔〕内は学名C.はCytisusの略

エニシダはヨーロッパを中心におよそ60種が分布する低木で、常緑性と落葉性のものがあります。日本には江戸時代、1670年頃に入って来たとされています。

生長が早く、丈夫で耐寒性もあり満開時に黄金色に染まる姿が美しいです。ヨーロッパではピンクや紅色の花など数多くの園芸品種があり、庭木として広く利用されていますが日本ではあまり多くの種は普及していません。庭木としては比較的寿命が短く、(表面上は)何も悪いことをしていないのに突然、木の勢いが衰えて枯れることがあり、そういう点もネックになっているのかも知れません。

名前の由来

エニシダの名前は、旧学名であるゲニスタ(属)のオランダ語での呼び名「エニスタ」、もしくはスペイン語の「イニエスタ」がなまったものと言われています。漢字では「金雀児」や「金雀枝」と書いて「エニシダ」と読みます。


種類・仲間

単に「エニシダ」というと、60種ある中でも学名でキティスス・スコパリウスと呼ばれる種のことを指します。緑色の細い枝を株元からたくさん出し、細かく枝分かれして1~2mの高さに茂ります。春になると葉の付け根に1~2輪ずつ枝を覆うくらいたくさんの花が付きます。花は蝶のような姿で鮮やかな黄色です。種小名のスコパリウスは「ほうき状の」の意でわさわさ茂る姿に由来します。古くから栽培されており、日本でもよく見られます。 園芸品種のアンドレアヌス(和名:ホオベニエニシダ)〔C. scoparius 'andreanus'〕は黄色い花びらに紅色のぼかしが入り、非常に可愛らしいです。こちらも広く普及しています。

シロエニシダ〔C. albus〕

白~淡いクリーム色の花を咲かせます。樹高は60cm~1m、枝は直立せずに這うように伸びます。シロバナエニシダと混同されやすいです。

シロバナエニシダ〔C. multiflorus〕

小ぶりの白い花を咲かせ、樹高は2m~3mになります。園芸品種のシロバナセッカエニシダは生花材料として利用されます。

ヒメエニシダ〔C. x spachianus〕

鉢植えとして広く利用されています。枝の先端当たりに黄色い花をたくさん付けます。

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