北アメリカ大陸テキサスやカリフォルニアを原産地とし、野生のものは60種ほどが知られています。中には地下に球根のようなものをつくったり、毎年花を咲かせるものもありますが、ほとんどは芽が出て花が咲いてタネができた後に枯れてしまう一年草です。ヒマワリというと大きな花を連想しますが、野生種はさほど大きな花を付けず、現在の大輪のものは品種改良によってつくられたものです。日本に入ってきたのは1666年と言われています。
「太陽のような形をした草丈の高い夏に咲く黄色い花」、という固定観念が強いですが品種改良によってできた草丈10cmほどの鉢植え向きの品種もあります。また、花色も黄色以外にレモン色やえんじ色、花の咲き方も一重だけでなく八重の品種などもあり思っているよりもバラエティーに富んだ賑やかなものだと言うことがわかります。 ヒマワリは作物としても重要な植物で花の直径が30cm以上で草丈が4m近くになるロシア(品種名)はタネに20〜30%もの脂肪分が含まれており、ヒマワリ油を採取するために世界で広く栽培されています。また、油を絞った後のタネは石けんなどの原料に、茎は紙の原材料に、葉は飼料にするなど油以外にも無駄なく利用用途の広い作物のようです。地中にできる塊茎を食用とするキクイモ(ヘリアンツス・ツベロスス)もヒマワリの仲間です。
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