ヤサシイエンゲイ

星形の青花が美しい大型のハーブ

ボリジ

ボリジ
科名:ムラサキ科
学名:Borago officinalis
別名:ルリヂシャ
原産地:地中海沿岸
草丈:30cm-1m
開花期:3月~7月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(そだてやすい)

くわしい育て方

ボリジとは

地中海沿岸に自生する一年草で、花の咲いた後は枯れます。やや大型の草花で、大きくなると草丈は1mほどになり、株も良く広がります。葉をサラダや香りづけ、花は料理の飾りに利用でき、ハーブとして扱われます。若葉にはキュウリのような爽やかな風味があります。古代ギリシア・ローマ時代には薬草として利用されていたそうです。

葉は楕円形で表面に白い剛毛が生えていて、触るとチクチクします。春から夏に、花茎を長く伸ばしてその先端に星形の青い花を数十輪咲かせます(春にタネをまくと初夏~夏に、秋に蒔くと翌春に花を咲かせます)。秋まきのほうが株はより大きくなり花茎もたくさん出すので、開花時期は立派です。まれに白やピンクの花を咲かせるものもあります。花にはミツバチがたくさん集まるので、近くにイチゴを植えると実付きがよくなると言われます。

ボリジの名前は属名のボラゴからきています。ボラゴはラテン語のコラゴ(勇気をもたらす)やケルト語のバラク(勇者)が訛ったものとされます。ボリジには気分を高揚させて勇気をもたらす効果があると言われており、そこに起因するとされます。

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