南アフリカに5〜6種が知られる球根植物で、その中でもコリンボサ(corymbosa)、エンシフォリア(ensifolia)、オドラタ(odorata)の3種が栽培されています。分類体系によってユリ科とすることもあれば、ヒヤシンス科に入れられることもあります(ヒヤシンス科を認めていない分類体系ではユリ科としているようです)。姿形は何となく同じユリ科のチオノドクサに似ている気がします。 夏から秋に球根を植えるとその年の冬に花を咲かせます。2〜6枚の葉を地際から左右に展開させて、その間から小さなかわいらしい花を数輪まとめて咲かせます。花の表面にはなめらかな光沢があり、色は白、ピンク、紫色などがあります。球根の直径は1〜2cmで草丈は3cmから大きくてもせいぜい15cm程度と小型の植物です。春〜夏は葉を枯らして球根の状態で休眠します。
■生育サイクル 夏〜秋に球根を植えるとその年の冬に花を咲かせ、その後生長して春に葉が枯れて球根の状態で休眠します。水やりや置き場所などは生育サイクルにあわせて管理しましょう。 ■球根の植え付け適期 夏の終わりから秋にかけて植え付けを行います。植え付け適期はある程度幅があり、10月末までに終わらせれば問題ありません。遅めに植え付けたものは、すぐ(植え付け後2週間程度で)に花が咲き始めることもあります。 ■植え付ける深さ 球根が地上部に露出しているのは良くないですが、球根の頭が隠れる程度の浅植えにします。 ■植え付ける目安 かわいらしい花ですが全体的に小振りな植物なのでまばらにあっても寂しく、あまり見栄えしません。5号鉢(直径15cm)に5〜8球をまとめて植え付けます。 ■生育期間にしっかり育てる 花の咲き終わった後 -冬- が生育期間で、この時期に生長して球根に栄養を蓄え、次の開花に備えて春〜夏の高温期に休眠します。生育期間は戸外やベラ ンダでよく日に当て、肥料を与えてしっかり育てます。ただし、やや耐寒性が劣るので夜間は屋内に移動させた方がよいでしょう。 ■水やり 生育期間は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。常に土がじめじめと湿っているような環境では球根が腐ることがあるので注意しましょう。5月頃に葉が自然に枯れてきたら休眠に入る合図ですので水やりをストップします。 ■肥料 花後から休眠にはいるまでの間、液体肥料をときどき与えます。 ■用土 水はけの良い用土が適しています。 ■休眠期の管理 5月頃に葉が枯れて休眠に入ります。休眠期は水やりをストップし、鉢ごと涼しいところで管理します。
’ホ’からはじまる植物 ユリ科 球根植物 |
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