ヤサシイエンゲイ

カップ状の黄色い花が可愛らしい

カミソニア

カミソニア
科名:アカバナ科
学名:Camissonia
原産地:北アメリカ西部
草丈:15cm~30cm(這うように伸びる)
開花期:5月-7月

難易度バー バー バー バー バー (そだてやすい)
耐寒性バー バー バー バー バー (ややつよい)
耐暑性バー バー バー バー バー (ふつう)

カミソニアとは

北アメリカ西部に62種類が分布する植物で、花後に枯れてしまう1年草と毎年開花する多年草があります。英名でサン・カップやサン・ドロップと呼ばれます。代表的な種にミクランサ〔C. micrantha〕やケイランティフォリア〔C .cheiranthifolia〕があります。

開花期は春から初夏で、花径は2cm~3cm、4枚の花びらをもつ鮮やかな黄色い花を咲かせます。朝に咲いて夕方にはしぼむ短命な花ですが、毎日新しい花を咲かせます。花はしぼむと赤味がかかったオレンジ色に変色し、その様子はなんとなく同じアカバナ科のマツヨイグサ〔Oenothera stricta〕に似ています。茎は立ち上がらず這うように伸びていきます。

園芸でよく栽培されているのは「カミソニアの1種」というだけで、種名はあまりはっきりしません。秋にタネをまいて翌春に花を楽しむ「秋まき一年草」として扱うのが一般的です。

かつてはエノテラ属に分類されていましたが、雌しべの形状の違いなどから、現在はカミソニア属に分離されています。名前はドイツの植物学者アルベルト・カミッソの名にちなみます。

種類

ミクランサ〔C. micrantha〕
カリフォルニアの海岸線から内陸の傾斜地に自生する一年草です。冬は茎を伸ばさず、地際近くで放射状に葉を広げます(ロゼット状)。

インティフォリア〔C .cheiranthifolia〕
カリフォルニア~オレゴンの海岸砂地に自生します。葉は灰緑色で茎は這うように1mほどに伸びます。

育て方

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
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タネまき
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肥料
  バー バー バー            

日当たり・置き場所
日当たりのよい場所でよく育ちます。耐寒性は強いですが、苗が小さいうちは霜や寒風を避けます。

水やり・肥料
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。水はけのよい環境を好み、じめじめした土壌を嫌がるので過湿に気をつけましょう。

やせ地でもよく育つ植物です。植え付ける際にゆっくり効く肥料を混ぜ込んでおけばそれ以上要りません。

かかりやすい病気・害虫
特に見られません。

植え付け・用土
水はけがよければ、土質はあまり選ばずよく育ちます。茎が這うように長く伸びるので20cm以上の間隔をあけて植え付けます。

ふやし方
タネをまいてふやします。まき時は9月中旬~10月上旬です。寒冷地では寒さを避けるために春にまいてもかまいません。タネは細かいので、重ならないように箱や鉢にまいて間引きながら育て、ある程度大きくなったら小鉢に1本ずつ植え替えて苗を作ります。

手入れ
タネを採るのでなければ、咲き終わった花はこまめに摘み取ります。そうすることで、株が余計な体力を使わず、開花期間が長くなります。

ポイント
日当たりと水はけのよい場所なら、あまり手間もかからずよく育ちます。

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