ヤサシイエンゲイ

夕方から夜に咲くものが多い

エノテラ(ツキミソウ・マツヨイグサの仲間)

ヒルザキツキミソウ
ヒルザキツキミソウ
科名:アカバナ科
学名:Oenothera
別名:マツヨイグサ
原産地:北・南アメリカ
草丈:10cm~1.5m
主な開花期:5月-8月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(やさしい)

くわしい育て方

エノテラ(ツキミソウ・マツヨイグサの仲間)とは

北・南アメリカを中心に、約200種類の仲間が分布する1、2年草もしくは、毎年咲く多年草です。元々、日本には自生しませんが、海外から持ち込まれたものが10数種、野生化(帰化)しています。道路脇や、荒れ地、野山などに自生していることも多く、気づかないだけで案外、身近にある植物です。園芸では昼咲きの多年草が主に栽培されています。同じアカバナ科のゴテチアは近縁に当たります。

主な開花期は初夏~夏、夕方から夜にかけて開花するものが多いですが、昼咲き種もあります。また、一夜でしぼむ短命なものと、数日咲くものがあります。花びらは4枚でカップ(杯)状の形を作ります。花色は黄色、白、ピンク、紅色などがあります。茎は直立するタイプと、這うように伸びるタイプがあります。

近い仲間にカミソニアがあります。

由来

エノテラの名前は、ギリシア語のoinos(ワイン)とthera(飲む)からきているとか、onos(ロバ)とther(野獣)に由来するなど諸説がありますが、どれも由来や理由がはっきりしません。一説にはエノテラのある種の根にワインのような香りがあり、獣が好んで食べるともいわれますが不明です。

種類

〔〕内は学名、O.はOenotheraaの略

ツキミソウ〔O. tetraptera〕 
北米南部~南米に分布の夜咲き1年草で、日本には嘉永年間(黒船来航の頃)に入ってきました。夕方に白い花を咲かせ、翌朝にピンク色に変わってしぼみます。名前だけは認知度が高いですが、現在はほとんど栽培されていません。黄色い花を咲かせるマツヨイグサやオオマツヨイグサもツキミソウと呼ぶことがありますが、正確ではありません。

アカウリス〔O. acaulis〕 
チリ原産の多年草もしくは2年草です。夜咲きで草丈15cm、花は咲き始め白で明け方しぼむ頃は紅色になります。ツキミタンポポ、チャボツキミソウとも呼ばれます。

スペシオサ〔O. speciosa〕 
別名ヒルザキツキミソウ、北米~メキシコに分布する昼咲き種の多年草です。草丈は50cm前後で花色は白やピンクがあります。

フルティコサ〔O. fruticosa〕 
北米東部原産の昼咲き種の多年草です。草丈50cm前後、花色は黄色。

ロセア〔O. rosea〕
北米南部~南米に分布する多年草で花径およそ1cmの紅色花を咲かせます。

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