ヤサシイエンゲイ

ビロードのような葉の表面が美しい

ギヌラ

ギヌラ・アウランティアカ
アウランティアカ(ビロードサンシチ)
科名:キク科
学名:Gynura
別名:サンシチソウ ギヌーラ
原産地:熱帯アフリカ~マレー半島
草丈:60cm~1m
主な開花期:5月-6月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(そだてやすい)

くわしい育て方

〔〕内は学名、G.はGynuraの略

ギヌラとは

アフリカ~マレー半島にかけて100種類が分布する熱帯性の植物です。多年草もしくは、低木があります。園芸では葉の美しい種を観葉植物として楽しみます。主に栽培されているのは、オーランティアカ〔G. auranthiaca〕とプロクンベンス〔G. procumbens〕の2種です。

オーランティアカはジャワの山地に自生する低木です。日本へは明治時代に渡来しました。葉や茎に紫紅色の軟らかい毛がびっしり生え、ビロード状になりビロードサンシチの和名があります。葉のフチにはゆるいギザギザが入ります。園芸品種の’パープル・パッション’は茎がつる状に伸び、吊り鉢などに向きます。花後は白い綿毛を持ったタネをつけます。

プロクンベンスは西アジアから東南アジアに広く分布するつる性植物で、日本へは1980年代に入ってきました。葉や茎に紫紅色の毛が生えます。株元の茎は表面が木肌のようにざらざらになりとっくり状に肥大します。

属名のギヌラはギリシア語のギヌ(雌)とオウラ(しっぽ)からなり、「雌しべのしっぽ」の意。雌しべ(柱頭)がしっぽのように突き出ている姿にちなみます。

その他の種類

観葉植物として栽培されている種とは別に、ヤポニカとバイカラーの2種が古くから野生化しています。バイカラーは現在でも野菜として利用されています。

ジャポニカ 和名:サンシチソウ〔G. japonica〕 
16世紀末に渡来した種で、毒消しや止血剤として用いられました。学名のjaponica(ヤポニカ)は「日本産の」の意ですが、実際は中国原産とされています。漢字で三七草と書き、葉が3~7つに深く切れ込むところに由来します。

バイカラー 和名:スイゼンジナ〔G. bicolor〕 
18世紀中頃に渡来した種です。石川では「金時草」熊本では「水前寺菜」、沖縄では「ハンダマ」と呼ばれ、葉もの野菜として親しまれています。学名のbicolor(バイカラー)は「2色の」という意味で、葉の表裏で色が違う(表…濃緑、裏…紫)ところに由来します。

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