ヤサシイエンゲイ

キシスの育て方

キシス リミンギーラン科 学名:Chysis
難易度 バー バー バー バー バー(ふつう)

耐寒性 バー バー バー バー バー(よわい)

メキシコからアンデス山脈(ベネズエラ、ペルーなど)にかけて、およそ6種※が分布するランの仲間です。樹木やヤシ類、湿った岩上などに根を張り付かせて生育する着生種で、ランの中では中ぐらいのサイズです

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
      バー バー バー            
植え付け
      バー バー              
肥料
    バー バー バー バー バー バー      

生育サイクル
春の開花と同時に新芽を伸ばして生育をはじめます。秋に生長が止まってバルブが肥り、落葉します。冬~春は休眠します。生育期と休眠期がはっきりとしているので、それに応じた育て方をするのが大切です。

置き場所
風通しの良い場所が大好きなランです。春~秋は風通しの良い木陰に吊しておくのがベストです。強い直射日光に当たると葉が焼けて傷んでしまいます。直射日光の射す場所で栽培する場合、春と秋は30%、初夏~夏の間は60%ほどの遮光をします。

耐寒温度はおよそ10℃です。最低気温が13℃くらいになった頃を目安に、室内に取り込みます。

水やり ポイント
生育期
春の新芽が出る頃から夏の間は乾いてきたらたっぷりと水を与えましょう。多少多湿気味でも根が活発に動いているので、どんどん水を吸います。

成熟期
秋になるとバルブの伸びが止まって横方向に肥大してきます(生長から成熟に段階が進みます)。この頃になると根の活動も弱まり、以前ほど水を吸わなくなります。水やりの回数を徐々に減らして乾かし気味に管理します。生育期同様の水やりをしていると、根が傷んでしまうことがあります。同様の理由で、秋に長雨が続くようなら、屋根のあるところに避難させたほうがよいでしょう。

休眠期
葉を落として完全に休眠している株は、水やりを最小限にします。完全に乾いてから少し間をおいて、与えるようにします。この時期に水が多いと、根が傷んだり春に花芽が付きにくくなります。水を与えるというより、乾燥を与えるという感じで。

肥料
生育期に薄めの液体肥料を月2~3回与えます。

植え替え・植え付け
春に新芽が出るころが適期です。植え込み材料はミズゴケを用います。バルブは株もとが細くて中心が太いので、鉢植えにするとグラグラしてバランスがとりにくいです。置くと倒れることが多いので、吊るすことを前提にしたほうがよいです。

もともとバルブが下垂する性質なので、コルクやへゴ板を用いて下向きにつけたほうがこの植物にとっては自然でよく育ちます。

かかりやすい病害虫
葉が薄くて大きなランの宿命で、葉裏にハダニがつくことがあります。特に夏の乾燥時期に発生しやすいです。風通しが良くて、適度な湿度があればあまり発生しません。ハダニがつく場合は、環境を変えるところからはじめましょう。

まとめ 
水は生育期にたっぷり、休眠期は乾かし気味
春~秋は直射日光を避けます
高温で乾燥するとハダニが発生しやすい

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