|

病気 なし・ 害虫 カイガラムシ
日当たりや風通しが悪いとカイガラムシが発生します。幼虫の時期は比較的薬剤散布が有効ですが、成虫になってしまうと薬が効きにくいので、見つけ次第歯ブラシなどでこすり落とします。できるだけ風通しをよくするために枝の切り戻しを行ったり、冬の間に石灰硫黄合剤を散布するなど発生しない環境を作る「予防」の大切です。

かわいらしさのある花木
●肥料は開花前と開花後の年2回
●半日陰の場所でもよく育つ
●風通しが悪いとカイガラムシが発生する

中国原産の落葉性低木で春に花を咲かせます。1cm程度の真っ白な小花が直径3cmほどの半球状にまとまり、枝に沿ってぽんぽんと並ぶその姿は非常に愛らしく、そのまとまって付く花の姿が小さな手鞠のように見えるのでこの名前があります。1本の枝には20個ほどの手鞠状の花のかたまりが付きます。枝は弧を描いてゆるやかに枝垂(しだ)れます
高さは1.5m程度にとどまりますが、地際からたくさん枝を出して株全体が大きく張ります。大株に生長したものは見栄えがし、非常に見応えがあります。
日本に渡来した正確な時期は不明ですが、少なくとも江戸時代以前には渡来していたと思われます。
八重咲きのヤエノコデマリや、姿形が非常に似ている初夏に花を咲かせるイワシモツケ、トサシモツケなどの近縁種があります

通常の剪定(枝の切り戻し)は花の終わった後すぐに行います。勢いが強く長く伸びすぎた枝は、下の方の枝が分岐しているあたりで切り落とします。また、きれいな樹形にするには細くて枝垂れるような、やわらかい感じの枝振りに仕立てるのがコツです。ですから、太くなった古くてかたそうな枝は根元から切り落としてしまうとよいでしょう
。
大株になりますと、枝の老化などが原因で花付きが悪くなったり、古い枝が枯れ込み、風通しや日当たりを悪くします。そのような場合株の若返りを図るため、落葉後の11月〜12月にも剪定を行います(基本的に古い枝のない若い株はこの作業を行う必要ありません)。太い古枝を株元から切り落とし、間延びした枝や、枝の混み合って重なっているような部分を整理して樹形を整えます。うっかり花芽のある枝を切り落とさないように若い枝を切る場合はごく浅い切り戻しにとどめておきます
|
花芽のある枝 |
その年伸びた若い枝に花芽が付きます。
開花するのは翌春ですが、9月には既に植物の体内で花芽が形成されています。落葉後に若い枝を切るのは花をすべて切り落とすことになります |
|

日当たりのよい場所を好みますが、ある程度の日陰にも耐える半陰性の樹木ですので半日陰の場所でも問題なく育ち、花も咲かせます。
地植えにしたものは植え替える必要はありません。苗を植え付ける場合、適期は3月〜4月上旬です。鉢植えのものは2〜3年に1回、春か秋に一回り大きな鉢に植え替えを行います。それ以上、鉢を大きくできない場合は植え替え時に株分けを行います。
さし木、株分けでふやすことができます。さし木の適期は3月頃、株分けの適期は落葉している時期11月〜3月頃です。 |