|

病気 モザイク病・害虫 ハダニ
●日当たりがよく水はけの良い土で育てます
●耐寒性がないので球根は掘り上げて貯蔵します
●花穂が倒れやすいので支柱を立てます

グラジオラスは園芸品種が1000種類にも及ぶ球根性の植物です。春咲き系と夏咲き系の2タイプがありますが単に「グラジオラス」というと夏咲きの品種を指し、春咲のものは「春咲き(早咲き)グラジオラス」と区別して呼ばれることが多いです。夏咲きのほうがより一般的に栽培されています
草丈は大きいものなら1m、小さなものでも70から80cmに達するやや大型の草花です。花の色も形も様々なバラエティーがあり実に多彩です。葉はすらっと細長くて剣のような形をしています。グラジオラスの語源はこの葉の形に由来します(ラテン語で剣を意味する「グラディウス」から付けられました)
ここでは夏咲きのグラジオラスについて説明します

葉が4枚くらいでてきた頃に倒れないように支柱を立てましょう。風の強いときに倒れてしまいそのまま曲がって育ってしまうことがあります。1本ずつに支柱を立ててヒモなどで結んでも良いですし、たくさん植えた場合は小さいうちにネットなどを張って支柱代わりにしても良いでしょう。特に花茎が伸びてきた頃が倒れやすくなります
グラジオラスは寒さに弱いので秋に球根を掘り上げて翌年の春まで貯蔵します。葉が完全に枯れてしまってから掘り上げると土の中で木子(小さな球根)が土の中でバラバラになってしまい採取しにくいので、葉が完全に枯れる前(半分くらい枯れた頃が目安)に掘り上げます。そうすると木子があまりバラバラにならずに掘り上げることができます
乾かして葉の部分を採った球根は下のイラストのように分けて凍らせないように貯蔵します。球根の状態でも0℃以下になると枯れてしまいます。ばらした木子は直径が1cmにも満たない小さなものは発芽しにくいので除き、空気の通る紙袋や目の細かいネットに入れて貯蔵しておきます
■球根の貯蔵方法
 |
 |
 |
| @球根を傷つけないようにまわりから慎重に掘り上げます |
Aそのままの状態で日陰の風通しの良い場所で乾燥させます |
B下の古い球根(今年植え付けた球根)は捨てます。新たに上にできた新球とそのまわりにできた木子をはずして貯蔵します |

日当たりの良い場所を好みます。強い風に当たると倒れてしまいますのでできればそのような場所は避けます。日当たりが悪いと花つきが悪くなります
寒さには弱く霜に当たると葉が傷んでしまいますので3〜4月に植えつけを行う場合は遅霜の心配がありそうなときは簡単な霜よけを行いましょう。球根も寒さに弱く0℃以下になるとかれてしまいますので花が終わって葉が黄色くなってきた頃に掘り上げます。詳しくは季節・日常の手入れの項を参照にしてください

多湿を嫌いますので土の表面が乾いてから水を与えるようにします
肥料はあまりたくさん必要としません。与えすぎると花つきが悪くなったり根や葉先が枯れてきます。土にあらかじめ肥料を混ぜ込んでおいて追肥として花が咲くまでに2〜3回化成肥料(肥料の成分2〜3種類を人工的に混ぜて作ったもので白い粒状のものが多い。一番ポピュラーな肥料のひとつです)を株元に少量ばらまくだけでOKです

水はけを第一に考えましょう。鉢植えにする場合は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使用します
植えつけ可能は時期は長く3月から6月まで可能です。植えつけの時期を少しずつずらすと花の咲く時期も少しずつずれて結果として長期間花を楽しむことができます。3月に植えるよりも気温が充分に上がった6月の方が多少生育が早く植え付けてから花の咲くまでの期間が短いです。鉢で育てる場合は直径6号鉢(直径18cm)に3球くらいが目安です。庭植えにする場合、大球の場合は深さ10cmで15cm間隔、木子は深さ3〜5cm・3cm間隔で植え付けます。球根をネットなどに入れてから植えると秋に掘り上げるとき木子がバラバラに散りません
球根を選ぶときはつい大きいものを選びたくなりますがグラジオラスは小ぶりでも丸っこい、ずんぐりとしたものを選びましょう。大きくても平べったい(もしくはそれに近い形の)球根は質があまり良くありません
秋に採取して貯蔵した木子(小球)を4月に植え付けます。植え付け間隔などは植え替え、植え付けの項を参照にしてください。植え付けた年は花が咲きませんが(例外としてかなり球根が大きければ花が咲くものもある)比較的大きな木子は生育や球根の太り方がよくその翌年に花をつける大きさの球根になります
|