ヤサシイエンゲイ 私家版

丸い葉っぱと鮮やかな色彩の花

ナスタチウム(キンレンカ)

ナスタチウム
科名:ノウゼンハレン科
学名:Tropaeolum majus
和名:キンレンカ(金蓮花)
原産地:メキシコ〜南米
草丈:30cm〜3m(つる性)
主な開花期:6月-11月(夏は休む)
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(そだてやすい)

くわしい育て方

ナスタチウム(キンレンカ)とは

メキシコ〜南米に分布するつる性の草花で、約50種の仲間が知られます。ペルーで発見された野生種がイギリスに持ち込まれ、日本には江戸時代末期に渡来しました。春にタネをまくと初夏〜秋(夏は暑さで休む)に開花し、花後に枯れる一年草です。
葉は円形で蓮の葉を小さくしたような姿で、斑の入る品種もあります。花色はオレンジ、赤、サーモンピンク、黄色、オレンジなど暖色系が多く、咲き方には一重、八重、更に花びらが重なる万重咲きがあります。つる性で茎は這うように伸びるので吊り鉢仕立てにすると見栄えよくまとまります。
鑑賞だけではなく、葉、花、果実は食用になります。葉はぴりっとした刺激があるのでサラダなどに、花は料理の彩りに、果実はすりおろして薬味として利用できます。
和名のキンレンカは漢名の金蓮花をそのまま日本語読みしたもので、鮮やかな色彩の花と蓮のような葉っぱに由来します。学名のトロパエオルムはギリシア語でトロフィーを意味する「トロパイオン」から来ており、葉を円形の盾、花を兜に見立てて名付けられました(※)。

※戦勝の証に敵の盾と兜をたてかけて示したことがトロフィーの起源と言われる

品種・仲間

※〔〕内は学名、T.はTropaeolumの略

トロパエオルム・マユス〔T.majus〕 ナスタチウムというとこの種を指す。育種が進んでおり園芸品種が豊富。英名でガーデン・ナスタチウムとも言う。
トロパエオルム・ペレグリナム〔T.peregrinum〕 別名カナリアヅル。ペルーやエクアドルの高地原産で鮮やかな黄色い花をさかせる。花びらや葉に切れ込みが入る。
トロパエオルム・ツベロスム〔T.tuberosum〕 地下に鶏卵大のイモ(根茎)を作る。このイモはアンデス地方ではマシュアと呼ばれ、食用とされる。

関連するページ
ナスタチウムの育て方
ナからはじまる植物
ノウゼンハレン科
ハーブ・野菜