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酸っぱ苦い柑橘

ナツミカン

ナツミカン
科名:ミカン科
学名:Citrus natudaidai
別名:ナツダイダイ ナツカン
原産地:日本
樹高:3m-6m
開花期:4月~6月
果実熟期:3月~5月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(ふつう)

くわしい育て方

ナツミカンとは

日本原産のかんきつ類で、マーマレードの原料としても有名です。他にもナツダイダイ、ナツカンとも呼ばれます。学名はシトラス・ナツダイダイです。

平地や暖地では庭木や公園でもよく見られます。現在は、突然変異種の『カワノナツダイダイ(通称、アマナツ-甘夏-)』や『シンアマナツ-新甘夏-』、『ベニアマナツ-紅甘夏-』が広く栽培されています。これらの品種は、従来のものに比べると酸味が穏やかです 。

かんきつ類の中でも晩熟で、旬が春遅く~初夏なので(この頃、酸味が穏やかになる)、ナツミカンの名前があります。アマナツ類は早生種で冬~春が旬です。

特長

葉っぱ
葉っぱ
樹高は生長すると6mほどになり、枝はやや横に張ります。5月頃に白い花が枝先あたりに咲きます。果実は重さ400g~500gでやや押しつぶしたような球形です。手触りは硬めで、表面が少しでこぼこしています。

葉っぱは長さ15cm前後で先端は尖らず、やや丸みを帯びるかへこみます。フチはごくごくゆるいギザギザになります。葉っぱをもむと、果実と同じような酸味と苦みが合わさった香りがします

由来・歴史

18世紀の初め、山口県長門市青海島に流れ着いた果実の種をまいて育った木が、ナツミカンの起源とされます。

19世紀に萩へ伝わり、明治維新のごたごたで生活できなくなった武士の新たな雇用創出として栽培が奨励されたのが、普及するきっかけになったと言われています。彼の地では、街並みに当時の風情を残した場所もあり、武家屋敷の土塀とナツミカンがマンホールのふたにもデザインされています。

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