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ニチニチソウの育て方

ニチニチソウキョウチクトウ科 学名:Catharanthus roseus 用途 鉢植え 露地植え ハンギング
難易度 バー バー バー バー バー(やさしい)

耐寒性 バー バー バー バー バー(よわい)

主に夏から秋に花壇や鉢植えで楽しむ草花です。本来は毎年花を咲かせる多年草ですが、日本では霜の降りる頃に寒さで枯れることが多いので、一年草として扱います

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
          バー バー バー バー      
タネまき
      バー バー              
肥料
      バー バー バー バー        

季節・日常の手入れ ポイント
花後の処理
花後の処理咲き終わった花はぽろぽろと落ちます。葉っぱや新芽の上に落ちた花はこまめに取り除きます。そのままほおって置くと、梅雨時期など湿気の高い時期はかびが生えて新芽や葉っぱを傷めてしまいます。花が落ちたあとは、細長い莢が付きタネを作ります。ほおっておくと株の栄養が取られるので、気づいたら摘み取ってしまいましょう。

切り戻し
茎が伸びすぎて全体の草姿が乱れたら、適当な位置で短く切り戻します。切ったすぐ下の葉のワキから新しい芽が出てきて、気温が高ければまた花を咲かせます。

摘心
小さな苗から育てる場合、本葉の数が8枚くらいの大きさになったら先端の芽を摘みます(摘心)。そうするとワキから芽が出てきて茎の数が増え、バランスよく茂ります。摘心しなくても下の方から芽が伸びてきますが、やや縦長の草姿になることがあります。

日当たり・置き場所
日当たりのよい場所で育てます。日照不足になると茎が間延びして倒れやすくなり、花付きも悪くなります。25℃前後でよく生長する植物で、野生のものは熱帯地域に分布します。

晩秋から冬になると寒さで枯れることが多いです。本来毎年花を咲かせる多年草で、10℃以上の気温が保てれば冬越しできます。冬越しに挑戦したい場合は、室内の日当たりのよい場所におきますが、翌年も育てたい場合はタネを採っておいて春にまいた方が効率はよいです(ただしF1種の場合、同じ品質の花は咲かないです)。

水やり・肥料
乾燥に非常に強く、じめじめした場所をいやがります。水やりは土の表面が乾いてから与えましょう。過湿にすると根ぐされをおこして株がダメになってしまうことがあります。

生育中は肥料は切らさないようにしましょう。苗の時期は一週間に1回液体肥料を与えます。植え付ける前に土にあらかじめゆっくりと効くタイプの粒状の肥料を混ぜ込んでおいて、つぼみが開きはじめた頃に株元に化成肥料をばらまいて同時に液体肥料を1週間に1回与えます。7月以降は気温が充分に上がりぐんぐんと生長しますので肥料は欠かせません。ただし、チッソ分が多いと茎葉はよく茂りますが、花は咲きにくくなるので、その点は注意します。

用土
水はけの良い土が適します。地植えは水はけの悪い場所だと育ちが悪いので、腐葉土や川砂を混ぜ込んで水はけをよくします。鉢やプランター植えは赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合で混ぜた土や、草花の培養土を利用します。

植え替え・植え付け
直根性と言って、太い根が長く伸びる性質で、細根はあまり出ません。太い根が折れたり傷んだりすると、新たな根が出にくい性質です。新しい根が出ないと根付きにくく、その後の生育もよくありません。苗の植え付けは、根を傷つけないよう土を崩さずに行います。

一年草扱いなので一度植えたら、枯れるまで植え替える必要ありません。花が咲きはじめた早い時期に根が鉢の底から伸びてきた場合や、冬越しした株は一回り大きなものに植え替えます。

ふやし方
タネをまいてふやします。タネの発芽温度は高く22℃前後必要です。あまり早くまきすぎても発芽まで時間がかかるので、4月下旬以降が適期です。発芽まで10日~14日ほどかかるので、乾かさないように気をつけましょう。タネは光が当たると発芽しにくい性質を持っているのでタネをまいた後は軽く土をかぶせて日陰で乾かさないようにします。タネは色々な種類が春に出回ります。

直根性なので、あまり大きくなってからの植え付けは根を傷めるリスクが高く、根付きにくこともあります。ビニールポットにタネをまいて、間引きながら育て、大きくなったら土をくずさないように植え付けるとよいでしょう。

かかりやすい病害虫
病気:立ち枯れ病 害虫:アブラムシ

立ち枯れ病は苗が水を吸えなくなり、しおれて枯れてしまう病気です。病原菌は土に潜んでおり、茎から進入します。タネをまく際は清潔な土を用いるようにしましょう。

アブラムシは新芽や茎、葉っぱについて吸汁する害虫です。早めに薬剤を散布して駆除します。

まとめ 
生育中は肥料を切らさない
水のやり過ぎによる過湿に気をつける
日当たりのよい場所で育てる

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