ヤサシイエンゲイ

オリヅルランの育て方

オリヅルランユリ(キジカクシ)科 学名:Chlorphytum comosum 用途 鉢植え
難易度 バー バー バー バー バー(やさしい)

耐寒性 バー バー バー バー バー(ややよわい:3℃ シャムオリヅルランは10℃)

南アフリカ原産の毎年育つ多年草です。細長い葉が優雅な曲線を描きながら放射状に茂り、主に吊り鉢にして観葉植物として楽しみます。「ランナー」と呼ばれる細い茎が長く伸びて、その先端に子株を付けます

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
植え付け
        バー バー バー バー バー バー    
さし木・株分け
        バー バー バー バー バー      
肥料
      バー バー バー バー バー      

季節・日常の手入れ
葉の先だけ茶色く枯れ込むことが良くあります。原因はほとんどが水不足か根づまりです。見た目が悪いので葉先だけハサミで葉の形に添って切って目立たないようにしましょう。葉に対して垂直に切ると逆に葉先が目立ってしまうので注意。全体が枯れてきた葉は根元から取り除きましょう。

日当たり・置き場所

ある程度の日陰でも育ちますが、日光によく当てて育てた方が生育がよく丈夫な株になります。日照不足になると、株が細く弱々しくなってしまいます。強い直射日光に当てると葉が焼けてしまうので、真夏は明るい日陰で育てるようにします。生育期間中は風通しのよい屋外が適しています。

寒さには比較的強く、霜に当てなければ3℃くらいまで枯れることはありません。寒風の当たらないベランダや軒下でも大丈夫ですが、心配なら室内に取り込んで窓際の良く日の当たる場所で育てましょう。

シャムオリヅルランの冬越し
例外として、シャムオリヅルランは寒さに弱く冬でも10℃以上の気温が必要なので、10月下旬には室内に取り込みます。シャムオリヅルランは他の品種と違いランナーを伸ばさずに、葉の幅が広くて短いという特長があります。普通のオリヅルランと同じと思って、知らずに冬でも外で育てていることが多いので気をつけましょう。

水やり・肥料
根が太く発達してたくさん水分を貯蔵できるようになっているので乾燥には比較的強い性質です。しかし生育期はよく水を吸収し乾きやすいので、土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えるようにしましょう。土がまだ湿っているうちに水を与えると根ぐされの原因になるので気をつけます。冬は水やりの回数を少なくして土の表面が乾いて3から4日たってから与えるようにしましょう。

肥料は5~9月にかけて株元にゆっくりと溶けていく錠剤の肥料を1ヶ月に1回、株元に置きます。オリヅルランは肥料を与えることによって葉の色つやがより鮮やかになるので、必ず与えるようにしましょう。冬は肥料を与える必要はありません 。

用土
水はけがよく肥えた土が適します。赤玉土(小粒)5:腐葉土もしくはピートモス3:川砂2の割合で混ぜた土か市販の観葉植物の培養土を使用します。

植え替え・植え付け
太く発達した根がよく伸びるので、すぐに鉢の中が根でいっぱいになり根づまりしやすいです。5~9月が植え替えの適期で、できれば毎年植え替えた方がよいでしょう。植えっぱなしにしておくと根が鉢の上まで盛り上がってきます。鉢から抜いた株は土をよく落として根先をハサミで切り、一回り大きな鉢に植え替えます。大株になり、それ以上大きくしたくない場合は株分けを行います。

ふやし方
ランナーから発生する子株を植えるか、株分けで殖やすことができます。いずれも適期は5月から9月です。

生育がよく、葉の数が8枚以上付いている子株をランナーから切り取ってはずし、用土を入れた小さめの鉢に植え付けます。親株から切り離さずに他の用土の入った鉢に子株を乗せて根付かせる方法や、ランナーだけをさし木する方法もあります。また、土の上に直接置いていると、子株が勝手に根付くこともあるくらい丈夫です。子株は大きいものほどその後の生長が早いです。

株分けは大きくなった株や、ランナーのでない品種(シャムオリヅルランなど)の場合に行います。土をよく落として地際の芽が一株に3芽以上付くようにナイフなどで切り目を入れて分けます。それぞれを鉢に植えて育てます。

かかりやすい病害虫
カイガラムシが付くことがあります。

まとめ 
シャムオリズルラン意外は寒さに強い
水やりは夏はたっぷり、冬は控えめ
真夏以外はよく日光に当てましょう

関連するページ
オリヅルランとは
ユリ科
観葉植物