十五夜(旧8月15日)に飾る秋の七草のひとつであり、万葉集や源氏物語にも登場する日本人には古くから馴染みの深い植物です。日本〜東アジアにかけて分布する多年草で、根を乾燥させて煎じたものを「敗醤(はいしょう)」といい、生薬や漢方として利用します。園芸では庭植えの他、鉢植えや切り花として利用されます。 「オミナエシ(女郎花)」の名前の由来は美女も圧倒する美しさという意味の「おみな圧し」からきているという説や、小さな黄色い小花が女性の食べていた粟飯=「おみな飯」に似ている事から名付けられたのだとか諸説があるようです。 毎年夏から秋にかけて小さな黄色い小花が一カ所にまとまって咲き、円すい状の形を作ります。根元から出る葉っぱは細長い楕円形で、茎につく葉は切れ込みの深くはいった羽状の形をしています。草丈は通常1m程になりますが、20cmほどのコンパクトな大きさで花を咲かせるタマガワオミナエシという園芸品種もあります。それ以外にも6月頃から花を咲かせる早咲きのハヤザキオミナエシや葉に斑のはいるフイリオミナエシ、様々なの園芸品種が存在します。 姿形のよく似た同じオミナエシ科のオトコエシ(男郎花)というものもあります。名前の由来は「オミナエシより丈夫で強そうに見える(?)」からだそうです。こちらは白い花を咲かせます。
’オ’からはじまる植物 オミナエシ科 夏から冬に咲く草花 |
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