ヤサシイエンゲイ

オミナエシの育て方

オミナエシオミナエシ(スイカズラ)科 学名:Patrinia scabiosifolia用途 鉢植え 露地植え
難易度 バー バー バー バー バー(そだてやすい)

耐寒性 バー バー バー バー バー(つよい)

十五夜(旧8月15日)に飾る秋の七草のひとつであり、万葉集や源氏物語にも登場する日本人には古くから馴染みの深い植物です。日本~東アジアにかけて分布する毎年花を咲かせる多年草です

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
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植え付け
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肥料
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季節・日常の手入れ
地下茎を横に伸ばす性質があります。地植えの場合は特に問題ありませんが、鉢植えの場合この地下茎が地上に浮き上がってしまうことがあります。そのままにしておくと乾燥して株全体が枯れてしまうこともあるので、見つけ次第、周りの土を寄せてかぶせるなどして、地下茎を乾かさないようにしましょう。

草丈がある程度の高さになったら芽の先を摘んで、わきから芽を出させて草丈を低く保ちます。その方が花数も多くなり、風などで倒れにくくなります。

間違って引っこ抜かない
春に地下茎から子株が発生します。この子株から最初にでてくる葉は細長い楕円形で親株の茎につく深く切れ込みの入った葉っぱとは形が異なります。雑草と見間違って引っこ抜かないように気を付けましょう

日当たり・置き場所
日当たりのよい場所を好みます。ただし、土が乾きすぎると生育に支障を来しますので強烈な西日の当たる場所は避けます。また、真夏は直射日光に当てるよりも、柔らかい日射しの当たる場所のほうが全体的に繊細というか、やわらかい感じの草姿に育ちます。

地植えにする場合、適度な湿り気のある土壌が適しています。すぐに土が乾いてしまったり、水が溜まるようなじめじめした場所は栽培に適しません。適切な環境の場所で育てると、あまり手間もかからず良く育ち、花も毎年楽しめます。地植えにする場合は特にその点を考えましょう。

「土に適度な湿り気があり、一年を通して柔らかい日射しの当たる場所」がオミナエシにとって適切な環境だといえます。鉢植えの場合は春、秋はよく日に当てて、夏は木陰などに移動させるなど、置き場所を替えて工夫してみるのよいでしょう。鉢植えの土に関しては以下の「用土」の項を参照にしてください。

全体的に大株に育ち、地下茎が横に伸びる性質のある植物ですので、地植えでのびのびと育てるのに適していますが、鉢植えでも育てることができます。

水やり・肥料
鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。地植えの場合は一度根づいてしまえば水をやる必要はありませんが、夏に乾きやすい土地の場合は、株元を敷きワラなどで覆い地下茎や根を乾燥から守りましょう。

肥料は植え付ける際にゆっくりと効く化成肥料を土に混ぜ込んでおきます。追肥として花の咲き終わった後10~11月頃に固形の油かす(骨粉入り)などを株元に適量与えます。

用土
水はけの良い土が適しています。赤玉土4:鹿沼土4:腐葉土2の割合で混ぜた土を使います。

植え替え・植え付け
地植えにしたものは植え替えの必要はありません。鉢植えの場合は、鉢の中が根で一杯になり根づまりを起こしやすいので、できれば毎年植え替えます。鉢から抜いた株は根の先を1/3程切り詰めてから新しい用土で植え替えます。根を切り詰めるのは水や肥料をよく吸う新しい根(若い根)の発生を促すためです。植え替えの適期は3月頃です。

ふやし方
タネまきでふやせます。また、大きく育ったものは株分けでふやすこともできます。

たくさんふやしたいのであればタネまきが比較的簡単でおすすめです。タネまきの適期は3月~4月上旬で、ビニールポットや平鉢にタネまき用の土を入れてタネをまき、発芽するまで乾かさないように管理します。発芽したら込み合った部分を適宜間引いて、ある程度の大きさになったら鉢や花壇に植え付けます。

タネを採取する場合、花が咲き終わった後に果実が茶色く熟したら茎ごと刈り取って、風通しのよい場所で数日乾燥させます。その後果実をもみほぐして中のタネを紙封筒などに取り出して、まき時が来るまで涼しい場所で保管します。

株分けの適期は11月頃か暖かくなって生長をはじめる3月頃が適期です。

かかりやすい病害虫
特にありません。

まとめ 
日当たりを好みます
大きくなり過ぎたら切り戻す
水はけの良い土を好みます

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オミナエシ科