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■球根植物の特徴「球根の特徴をよく理解することからはじめる」

■一口に球根と言ってもカタチは様々
球根とは、地株が肥大して球状になり、そこに栄養をためることができるようになっている植物です。しかし球根性と言ってもカタチは様々ですし、根が肥大したもの、茎が肥大したものなど、どの器官が肥大しているのかでも異なります。大きく分けて5つのタイプに分類することができます。下の表を参考にしてください。
名称 説明 代表的な植物(赤い字は野菜)
鱗茎(りんけい) 短縮した茎に変形しし、肥大した茎が鱗片状について球状になっている チューリップ・ヒヤシンス・スイセン・ユリ・タマネギ
球茎(きゅうけい) 茎が短縮して球状になる。球根に外皮がある グラジオラス・クロッカス・フリージア・サトイモ
塊茎(かいけい) 茎が肥大して球状になる。球根には外皮がない シクラメン・アネモネ・球根ベゴニア・ジャガイモ
地下茎(ちかけい) 地下茎が肥大したもの カンナ・シラン・スズラン・レンコン・ショウガ
塊根(かいこん) 根が肥大したもの ダリア・ラナンキュラス・サツマイモ・ヤマイモ

■いつ植えるの?いつ咲くの?いつ枯れるの?
球根は植え付けて、芽が出て、花が咲いて、枯れるというサイクルを繰り返します。それではいつ植えて、いつ咲いて、いつ枯れるのでしょうか。それには植える時期別に3タイプに分けることができます。順を追ってみていきましょう

■春植え球根……寒さに弱いものが多い
春に植えると初夏から秋の間に花が咲き、晩秋前に地上部が枯れて冬には休眠期に入る生育サイクルのものを「春植球根」と言います。また、地上部が枯れたらほとんどの場合は掘り上げて保存します。要するに暖かくなると芽が出てきて、寒くなってくると休眠にはいるという日本の四季のサイクルにもっともあったタイプのものともいえます。
生育サイクル
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生育時期
休眠時期
 
植え付け
   
主な植物
グラジオラス・ダリア・カンナ・カラー・アマリリスなど熱帯性のものが多いです

■夏植え球根……花のあとに葉がでる

夏に植えると、その年の秋に花が咲き、花が咲き終わったあとから葉がでてきて、夏にはいると地上部が枯れて休眠期に入るタイプのものです。夏に植えて秋に咲く開花までのサイクルの極端に短いものを特に、「夏植え秋咲球根」とも言います。何の前触れもなくいきなり地面から花茎が伸びてきて花を咲かせて、花が枯れたあとから葉っぱがでてくる様子は少しおもしろいです。ほりあげずにそのまま植えっぱなしにするものが多い
生育サイクル
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生育時期
休眠時期
植え付け
   
主な植物
ネリネ(ヒガンバナ)・コルチカム・リコリスなど耐寒性の強いものが多いです


■秋植え球根……夏の暑さを嫌うため休眠期は夏

チューリップなどのヨーロッパ原産のものが多く、暑さに弱いものが多いのがこのグループの特徴です。しかし、その反面寒さには強いものが多く、ある程度の低温に会わないと花が咲かない性質のものも少なくありません。休眠期は夏で、暑くなってくるにつれて地上部が枯れます
生育サイクル
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生育時期
休眠時期
植え付け
   
主な植物
ユリ・スイセン・ヒヤシンス・チューリップ・ムスカリなど馴染深いものが多い

■よい球根の選び方
袋入りで市販されている球根でも、ばら売りで直にてにとってみられる球根でも十分に吟味してなるたけよい球根を選びたいものです。まず、表面に傷の付いている球根は避け、持った感じ重さのあるものを選びましょう。また、しわの寄っていない張りのあるものを選び、おしりを見て、発根部が傷んでいないかどうかも充分チェックするとよいでしょう

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