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■球根植物の増え方増やし方「一面のチューリップ畑も夢ではないのか?!」 ■ものによってはほおっておいても毎年ふえるけども…
球根は自分の中に栄養をたくさん貯蔵しており、花が咲いたあとにタネができるように球根の場合は、親球のまわりに子球ができて増えます。里芋が収穫するときにはたくさんなっているのと同じです。植えっぱなしでも毎年勝手に増えていくものもありますし、人間が手を加えて(切るとか、手で分けるとか)球根が増えるようにすることもできます。どちらにしても球根によって性質が違いますので、それを理解した上でおこなう必要があります。 ■分球の3パターン とりあえず基本です 球根は自然に分球するものもありますが、人が手を加えないと分球できない品種も数多くあります。それぞれに適した分球方法を理解して、マスターしていきましょう。方法さえマスターすればそんなに難しくなく分球作業を行えるようになりますので、ぜひ覚えておいてください。色々なパターンの球根植物の性質も同時に理解できるようになります。作業方法は大きく分けて3パターン(さらに後述する者を加えるとあわせて6パターン)ありますので、一つずつ見ていきたいと思います 自然に分かれるもの…自然分球 鱗茎タイプや球茎タイプ(詳しくは球根植物の特徴をご覧ください)のものに多く、最初に植えた球根(以下、親球)のまわりに子球が発生して、その子球が親球のように大きくなるものを「自然分球」と言い、コレは勝手に分球するので、特に作業は必要としません。手で簡単に分けることができますし、掘り上げる際にバラバラと勝手に分かれるものもあります。親球がしおれて、子球が親球の大きさに育ち、親球と子球が入れ替わると思ってもらうとわかりやすいと思います。代表的なものとして、「チューリップ」「スイセン」「アイリス」などがあります。 すぱすぱっ!と切る…切断分球 塊茎や根茎は根が肥大した部分で、芽の数が増えて広がったりはしますが、手で簡単に分けられたり掘り上げる際にバラバラに分かれたりすることはありません。カッターナイフなどのよく切れる刃物で切断するわけですが、分球するタイミングは植え付ける直前、切断の仕方は、少なくとも1カ所は芽が出る部分をつけて切ることです。もし、芽が出る部分をつけずに切り取ってしまうと、それは単なる根の塊となり、植え付けても芽が出ることはありません。要するに意味がないのです。作業する分無駄ともいえます。ですから、芽、茎のでる部分をちゃんとつけて切断するようにしましょう。3芽しか付いていない根なら2から3つに切断することになります。しかし、ものによって切断の仕方が若干異なるので、基本としておさえておきましょう。切断分球が必要なものとして、「ダリア」などがあげられます ![]() 少し独特な分球の仕方…ムカゴ分球 茎の節や球根のまわりに「ムカゴ」と呼ばれる球根の子供ができるもので、自然分球に似ています。自然分球と違うところは、親球もしおれずにそのままのこり、ムカゴもすぐには親球と同じ大きさにはなりません。ムカゴはそのまま手などで分けて、タネをまくように土に植えると育ち、開花しますが、自然分球の場合の子球とは違い、小さいムカゴは肥大して花が咲くようになるまで、3から4年の時間が必要です。自然分球の子球は早ければ1年で親球と同じ大きさになり、花も咲かせるようになります。「 ユリ」、「グラジオラス」などは、ムカゴが発生します ![]() ■分球しづらいものに手を加えて増やすテクニック 応用の3パターンです 前述のものは、とくに自然分球に近い、子球ができるまではそのままほおっておくやり方ですが、どうしても自然分球しにくかったり、ムカゴができにくいものもあります。そのような場合は、球根に子株ができやすいように意図的に手を加えたり、一つの球根を強引に分けてしまう方法があります。これらの方法は慎重におこなわないと球根そのものをダメにしてしまうこともあるので注意が必要です。一応繁殖方法の一種として覚えておくのもいいかもしれませんが、あまり使うことはないかもしれません ユリの場合限定の方法です ぺりぺりはがす ユリの球根はウロコ状の鱗片が重なって一つの球根のカタチになっています。この鱗片を一つずつはがしてバーミキュライトなどの無菌の土を入れた鉢にさして育てます。根がでるとほかの鉢に一つずつ植えて育てます。しかし、花が咲くまでには最低3年ほど必要です ![]() 球根の一部を切り取ってしまう方法 分球しにくい性質の球根の場合採る方法で、ヒヤシンスでおこなうことがしばしばあります。植え付け前に、球根の基部をえぐり取ってしまうか、大きく傷を付けてから植え付けると子球がでやすくなります。しかし、この方法は失敗すると球根そのものがダメになってしまうので、細心の注意が必要です。ちなみに切り口は腐りやすいので、切り口をよく乾かして、雑菌などが入らないようにしてから植え付けるようにしましょう。切るときに使用するカッターナイフなどもよく切れる、清潔なものを使いましょう。 ![]() スケーリングする…要するに「くし切り」 分球しにくいものの中でも、アマリリスによく使う方法です。スケーリングは要するに料理で言うところの「くし切り」です。頂点部を中心として、放射状に切っていきます。切る際、頂点部と基部(根のでる下の部分)が必ず切り取った断片につくように切らなければなりません。そうしないと、根がでないあるいは、芽が出ないかどちらかの弊害が発生します。これを土にさすと、いづれ子球が発生してくるので、その子球を大きく育てます。 ■ちょっと待て、それはやってはいけない 個人で人為的に植物を増やす場合、その球根を販売目的で増やすことはやめましょう。すべてがそうではないですが、品種によってパテントがついてるものが最近多く、UPOVという国際条約で品種登録が認められています。勝手にぽこぽこ増やされたらその品種を作った人が悔しい思いをしますしね。ただでさえ品種改良というのは10年単位の時間がかかるものですから。あくまでも個人で楽しむ範囲で自分の庭などでおこなうようにしましょう |
球根植物の特徴 球根の貯蔵方法 球根に関するなぜ?なに? |
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