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■ 球根植物の保存方法「球根を上手に保管しよう」
■毎年元気に育てるために
球根は上手に育てると毎年花を咲かせることができます。そのためには、いつ掘り上げるのか、貯蔵するのかが大切なポイントの一つとなります。正しくおこなうと毎年元気な球根を植えることができるようになります。球根の堀上と貯蔵方法を見ていきましょう

■球根のサイクルと貯蔵方法
 球根は、花が咲いて、葉が光合成をおこないその栄養を球根に蓄えて、地上部が枯れて休眠期にはいるというのが一般的な生活サイクルです。球根を掘り上げるのは休眠期に入ってからで、掘り上げる理由としては、霜の害から守ったり、高温多湿で球根が腐ってしまうのを防ぐために掘り上げて貯蔵します。掘り上げる時期は球根によってまちまちなので、それぞれの植物に適した時期におこなう必要があります。
 たとえば、ヒヤシンス、アネモネ、チューリップなどは5から6月の梅雨前に堀上をおこないます。ダリア、アマリリスなどは霜が降りる前の10から11月頃に堀上をおこないます。また真夏と真冬は環境が厳しいので堀上の作業は行わないのがふつうです。

■掘りあげない方がよい球根
 しかし、中には掘り上げる必要のない、掘り上げないほうがよい球根もあります。掘り上げなくても球根が弱ったり花が咲かなくなったりしないので、必要がないのです。クロッカスやネリネなどは2から3年植えっぱなしにして置いても支障はありませんし、スイセン、ムスカリなどは7から8年そのままにして置いても生育が衰えることはありません。ですから、すべての球根が掘りあげて貯蔵しなければならないわけではありません。このように品種によっては必要のないものも多いと言うことも覚えておきましょう

■乾燥させて貯蔵する方法

球根の水分を抜いて乾燥させ保存する方法です。食べ物でも干して日持ちを良くするものがありますよね。簡単に言えば同じことです。それでは手順を見ていきましょう。簡単です。
1.
掘り上げるタイミングは地上部(葉や茎)が3分の2ほど枯れた頃におこないます。完全に枯れるまで待つのではなく、緑色の部分が残っている時期におこなうのがコツです。
2. 茎や葉を束ねて直射日光の当たらない場所につるすか、葉や茎が球根から離れてしまっている場合は、新聞紙を広げて上などに重ならないように球根を並べて陰干しをします。葉や茎がついたままのものは完全に枯れるまでおいておくとキレイにとれます 。
3. さらに乾燥をさせて、みかんネットなどのよく空気の通る袋に入れて、冬は凍らない場所、夏は熱がこもらない場所で風通しのよい場所につるすか置いて貯蔵します。置く際は、土の上などに置いておくと球根が水分を吸収してしまうので気をつけましょう
チューリップ、ヒヤシンス、グラジオラスなどはこの方法が適しています

■乾燥させないように貯蔵する方法
乾燥させてしまうと逆に弱ってしまう球根もあり、そのような性質のもの乾かさないように貯蔵する必要があります。手順は以下の通りです
1.
掘り上げるタイミングは乾燥させる方法と同じ時期におこないます。
2. 掘り上げた球根は表面の土を乾かしてよく落とし、球根用の消毒剤(ホームセンターなどで市販されています)に浸して消毒します
3. 軽く湿らしたバーミキュライトや乾いたおがくずをビニール袋に入れてその中に球根を埋めます。保存場所は冷暗所でおこないましょう。ビニール袋に入れる場合は完全密封せずに上の方に数カ所空気の通る穴をあけておきましょう
ダリア、カンナ、カラー、ユリなどがこの方法に適しています

■球根を掘りあげて貯蔵することは
球根を掘り上げて保存することは、球根を毎年咲かせるための作業でもありますが、同時に、庭のスペースを確保することにもつながります。どういうことかというと、庭に球根を植えっぱなしにしているとそれ以上そこに植物を植えることはできません。しかし、掘り上げてると、そのスペースがほかの球根を植えることのできるスペースとして確保できます。庭のスペースは限りがあるので、効率よくたくさんの植物を楽しみたいときは堀上をおこないましょう

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