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セダムの育て方

セダムベンケイソウ科 学名:Sedum 用途 鉢植え 露地植え
難易度 バー バー バー バー バー(ふつう)

耐寒性 バー バー バー バー バー(ややよわい)

ベンケイソウ科セダム(マンネングサ)属に分類される植物の総称です。北はグリーンランドから南はアフリカまで400種以上が分布しています。

肉厚で個性的な葉は寄せ植えなどでも映えます
栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
種により異なる
植え付け
    バー バー バー              
肥料
  バー バー バー              

季節・日常の手入れ ポイント
日本原産種と洋種ではライフサイクルや性質などがやや異なります。

日本原産種セダム

冬に地上部が枯れて地中の根の状態で冬を越します。春になると新芽を出して生長します。基本的に丈夫で露地植えでも良く育ちます。

洋種セダム

『ニジノタマ』のように育てやすくて丈夫なものがある一方、『ヒメホシビジン』のような夏の高温多湿に弱いものや寒さに弱い『タマスダレ』などもあります(『』内は種名です)。大きく「耐寒性種」と「暖地性種」に分けられます。一般に暖地性種は高温多湿や寒さに弱いものが多いです。また真冬(1月~2月)、真夏(7月~8月)の年2回休眠します。

グラウンドカバー

屋外でグラウンドカバーに利用するなら日本原産種のセダムが適しています。洋種も実際広く出回っているものは丈夫で育てやすいものが大半です。わからないものは鉢植えで育てたほうがよいでしょう。

日当たり・置き場所
日当たりの良い環境を好みます。お日様にたっぷり当てることで、しっかりした丈夫な株に育ち、葉の色つやも良くなります。そんな丈夫に育てたものでも高温多湿期に雨に当たると溶けてなくなってしまう(枯れてしまう)ことがあります。特に梅雨時期は洋種セダム-その中でも特に葉の細かい種-を溶かし枯らすことが多い季節です。高温時期は風通しが良く、雨の当たらない場所が適しています。高温多湿を避けることがセダム栽培の大きなポイントです。

耐寒性は種によって異なりますが、日当たりの良い室内なら耐寒性の劣る種も問題ないでしょう。

水やり・肥料
春と秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにしましょう。乾燥に強い植物ですが生育期はたっぷりと水を与えて育てます。

洋種は冬だけでなく夏にも休眠するので真夏は水やりを控えめにし、乾燥気味に保ちます。休眠期は生育期に比べて根も水を吸いませんので水をたくさん与えるのは根ぐされの原因になります。休眠期にはいっている株に水を通常度どおり与えていると、葉が下の方からぽろぽろ落ちてびっくりすることがあります。休眠期は半ば断水状態、やや葉の表面に張りがなくなってしなびたような感じになってきたら水やりの合図です。

冬は洋種も日本原産種も休眠しているので、同様に水やりを控えて乾燥気味、月1~2回、お湿り程度の水やりでかまいません。

肥料はほとんど必要なく、植え替えや植え付け時にゆっくり効くタイプの粒状肥料を土に混ぜ込んでおけばそれ以上必要ありません。肥料をたくさんやっても意味はないです。

用土
土質はあまり選ばずよく育ちます。赤玉土(小粒)5:腐葉土3:パーライト2の割合で混ぜた用土など水はけの良いものを使います。

植え替え・植え付け
鉢の中が根でいっぱいになった場合、植え替えを行います。適期は休眠から覚め、暖かくなって本格的に生長を始める頃3月~5月が適期です。古い土を軽く落として新しい用土で植え付けます。

ふやし方
葉ざし、さし木、株分けでふやすことができます。いずれの方法でも非常に根付きやすいです。

葉ざしは肉厚の葉をもち、茎の短いもの姿の種に適しています。葉を手で軽くひねって取り、用土の上に並べておくと根が出て来ます。適期は9月~10月です。

さし木は茎が長く伸びる種に適しています。茎を先端から5cm~10cmの長さに切り取り、下の方の葉(土にささる部分)を取り除きます。切り口を乾かすために1週間ほど陰干ししてから用土に挿します。適期は9月~10月です。

株分けは大きくなった株を植え替え時に手で割くかナイフで切り分けて切り口を半日ほど乾かしてから植え付けます。

かかりやすい病害虫
病害虫 ナメクジ アブラムシ ヨトウムシ

ナメクジ(もしくはカタツムリ)やヨトウムシは葉を食害する害虫です。昼間はあまり見られず、夜間に活動することが多いです。見つけ次第捕り除きましょう。

アブラムシは茎や葉について植物の汁を吸います。植物を弱らせるので薬剤を散布して駆除します。

まとめ 
よく日に当てて育てる
夏の高温多湿に気をつける
冬と夏は水やりを控えて乾燥気味に

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ベンケイソウ科