|

病気 ウイルス性の病気・害虫 特になし
●風通しの良い、半日陰の場所を好みます
●耐寒温度は日本シュンランは0℃中国シュンランは5℃くらい
●ウイルス病にかかると治らないので器具などは消毒してから使う

日本、中国が原産のラン科の植物で春に花を咲かせます。淡い黄緑色の花を一本の花茎に1から2個付けます。そのほかにも赤や縞のはいる花もあります。大きく分けて日本シュンランと中国シュンランの2つがありますが、日本シュンランの方が寒さにも強いので育てやすい。葉は細長く株元から伸びます。栽培の歴史は古く色々な品種が作出されています。葉には様々なバラエティーの模様がありそれを鑑賞する品種もあります。めずらしい品種はかなりの高値で売られており、高級古典植物の一面もあります(山野に普通に生えているような品種はそんなことないですが)。東洋ランはマニアックに好きな人も多い

花が枯れてきたら花がらをつみ取ります
シュンランはウイルス性の病気にかかりやすく、発生すると葉や新芽に斑点やかすり模様が入って枯れてしまいます。植え替えや株分けの際に使用したハサミから感染することが多いので器具を使う場合は刃先を薬などの殺菌を行ってから使うようにしましょう。一度発生すると治らない上にほかの株に感染してしまうこともあるので見つけ次第廃棄しましょう

木漏れ日の差し込むような明るめの林の下に自生しています。日当たりと風通しの良い場所で育てますが、春から秋にかけては直射日光に当たると葉が焼けてしまうこともありますので、午前中いっぱいは日が当たるが午後からは日陰になるような場所が最適です(特に西日にあたると株が弱るので注意しましょう)。日当たりが悪すぎると花立ちも悪くなりますので日の射し込まないような暗い日陰にはおかないようにしましょう
寒さには強く気温が0℃(中国シュンランは5℃)でも耐えますが寒風や霜に当たるとが傷みますので、そのような場所は避けましょう。必ずしも室内に取り込む必要はありませんが夜間だけ室内に引っ込めた方が無難。平地のベランダでは外でも充分越冬可能です

過湿にすると根ぐされをおこすことがあります。土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにしましょう。冬はあまり生長しないので水やりの回数を控えめにします
肥料は5月と6月に1回ずつ、油かすと骨粉(ホームセンターで園芸用肥料として販売されています。主成分はカリウムで花や実を付ける効果があります)を等量混ぜて水を加えて丸めたものか、市販の「洋ランの置き肥(様々なものが販売されていると思います)」ものを新芽から離した場所に与えます。ほかの季節に与える必要はありません

水はけの良いものが適します。市販の「東洋蘭の土」か日向土(小粒)9:赤玉土(小粒)1の割合で混ぜた土を使用します。根は通気性の良いのを好みますので素焼き鉢を使用します
植え替えの適期は4〜5月です。鉢から抜いた株は傷んだ根や枯れて茶色くなった葉をていねいに取り除いて、新芽の出るスペースを開けて植え付けます。植える深さはバルブ(根元のふくらんだ部分)が半分くらい隠れる深さに植えます。植え替えは3年に1回くらい行います
株分けでふやすことができます
植え替えをする際に株分けを行います。バルブが一株に3個以上つくようにハサミで切り分けます。ウイルス感染を予防するため、使用するハサミはよく消毒しておきましょう。あまり細かく分けすぎると花が咲かなくなります。株が大きいほど花がたくさんつきますのであまり株分けをする必要はない
|