ヤサシイエンゲイ

ムクゲのような形の小花を沢山咲かせる

シダルケア

シダルケア パーティーガール
シダルケア ‘パーティーガール’
科名:アオイ科
学名:Sidalcea
別名:ミニホリホック
原産地:北アメリカ北西部 
草丈:30cm-90cm
主な開花期:6月-8月

難易度…ふつう

耐寒性…つよい

耐暑性…ややよわい(多湿に注意)

シダルケアとは

〔〕内は学名。S.はSidalceaの略

北アメリカ北西部におよそ8種~25種が分布します。

一年草と多年草がありますが、主に栽培されているのは多年草のもので、カンディダ〔S. candida〕とマルビフロラ〔S. malviflora〕(※1)の2種と、それらの園芸品種や雑種です。

タチアオイ(ホリホック)を全体的に小さくしたような草姿で、ミニホリホックとも呼ばれています。日本にはカンディダが昭和の初めに渡来しました。性質は強いですが高温多湿に弱いので、夏でも涼しい地域以外ではあまり栽培されていません。

草丈は30cm~90cm、葉っぱは大きく切れ込んだ掌状や浅く切れ込んだ円形です。地際から生えて来る葉(根出葉)は、円形に近いものが多いです。茎は上の方で枝分かれします。

主な開花期は6月~8月で、細い茎を直立させてハイビスカスムクゲに似た径2.5cm~5cmの花を咲かせます。花色は白、濃~淡ピンクです。

シダルケアの名前は同じアオイ科のシダ属とアルケア(タチアオイ)属、2つの属名をくっつけたものです。つまり、Sida+Alcea=Sidalceaと言うことになります。両属を足して2で割ったような、『中間的な形態』と言うような意味合いが込められています。

注釈

※1 種小名の意味:カンディダ…白く輝く マルビフロラ…ゼニアオイのような花の

育て方

栽培カレンダー

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開花期
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植え付け
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肥料
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日当たり・置き場所
日当たり~半日陰の、水はけがよい場所が適しています。高温多湿では株が弱ります。夏が厳しい場所では、地植えは避けて鉢植えにして、高温期は風通しのよい日陰に避難させるなどの対策をします。寒さには強いので、特に防寒はしなくてもよいでしょう。

水やり・肥料
乾燥気味~適湿を好みます。水のやり過ぎによる多湿は根が傷む原因となります。

肥料は生育がはじまる3月と秋に涼しくなる9月中旬以降の年2回、株元に少量の肥料を与えます。肥料は少なめでよく育ち、多肥は禁物です。

用土
水はけと水もちのよい土であれば、あまり質は問わずによく育ちます。腐葉土や堆肥など腐植質のたくさんはいった土なら、なおよいです。鉢植えは赤玉土(小粒)5:鹿沼土(小粒)2:腐葉土3の割合で混ぜた土など。

植え付け
苗の植え付け適期は、春~秋ですが、真夏はできるだけ避けます。ベストの時期は芽が出て生長をはじめる前の早春や、夏の暑さが去って涼しくなる中秋です。根が深く張るので、できるだけ深さのある鉢や花壇が適しています。

植え替え・株分け
数年同じ場所で育てると生育が悪くなってくるので、2~3年おきに株分けを行います。適期は早春か中秋以降です。長い根がまばらに出るので、地植え株を掘りあげる際は、根を切らないよう丁寧に扱います。

ポイント
・日当たりが良い、乾燥気味の場所が適する
・夏の高温多湿に気をつける
・根は長くてまばら、深く張る

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