中国原産でシリア、インドなど東南アジアまで自生している高さ3〜4mになる低木です。日本には朝鮮半島経由でずいぶん古い時代に渡来したと言われています。栽培の歴史が古いゆえ、今までに数多くの園芸品種が生まれましたが、古くからのものは名前の付けられていない品種も多数あり、すべてを把握するのは難しいでしょう。また、近年では海外の育成された品種も多く導入されているのでそれも加えると実に多彩な品種数になります。 花は一重咲き、半八重咲き、八重咲きのものがあり花びらの形や枚数によってさらに細かく分類されます。色は白、濃紅、濃紫、青紫、ピンクなどがあります。花は短命で朝咲いたらその日の夕方にはしぼんでしまう一日花ですが、夏から秋に絶え間なく新しい花を次々と咲かせます。夏の炎天下の中でも花を咲かせ、冬の寒さにもめげない気丈な花木で、北海道南部〜沖縄までほぼ日本全国で植栽できます。 古くは朝鮮半島のことを「槿域(きんいき:『槿』はムクゲの意)」と呼んだこともあり、現在でも韓国の国花として愛されています。 また、ムクゲはアオイ科フヨウ属の植物で同じ属の仲間にはアメリカフヨウ、フヨウ、ハイビスカスなどが知られています。
’ム’からはじまる植物 アオイ科 花木・庭木・果樹 生垣向きの花木 |
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