スノードロップの育て方

ヒガンバナ科 「す」からはじまる植物 球根植物

スノードロップ
この植物の解説

育て方はこのページの下

科名
ヒガンバナ科
学名
Galanthus
用途など
鉢植え 庭植え
開花期
2月~3月
大きさ
高さ10cm~20cm
耐寒性
つよい
難易度
★☆☆☆☆(やさしい)

育て方

栽培カレンダー

栽培カレンダー

主な作業の適期

球根植え付け 9月~10月
肥料 植え付け時と花後

日常の手入れ

球根植物の中でも特に手の掛からない部類に入ります。極端に言えば植え付けてしまえば後の作業はほとんどありません。とりたてて言うなら、休眠期に球根を乾燥させないことです(水やり・肥料の項で詳しく説明しています)。葉は球根に栄養を蓄えるために大切なので、自然に枯れてくるまでそのままにしておきます。

日当たり・置き場所

秋に球根を植えつけて芽が出るまでは半日陰の涼しい場所で育てます。芽が出てから早春に花が咲くまではできるだけ日によく当てて育てます。寒さには非常に強いので屋外の日当たりの良い場所が適しています。

暑さは少々苦手なので花後から葉が枯れて休眠にはいるまでは直射日光を避け、できるだけ風通しの良い半日陰の場所で育てます。地植えの場合は花後に地温の上昇を防ぐためにしきわらなどで株元を覆った方がいいでしょう。完全に葉が枯れて休眠に入ったら日陰に置いても問題ありません。夏はできるだけ涼しい環境の場所に置きます。

水やりと肥料

土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。過湿にすると球根が腐ることがあるので、常に用土が湿っているような状態にしないように気をつけます。

葉が黄色く枯れはじめ、休眠に入ったら水やりの回数は減らして乾かし気味にしますが、球根は極端な乾燥を嫌うので、からからに乾かさない程度に水やりをします。単純ですが失敗しやすいポイントなのでしっかり抑えておきましょう。エルウェシー(オオマツユキソウ)は乾燥に強いので多少乾燥させても大丈夫です。

肥料はさほどたくさん必要としません。球根を植え付ける際に土にゆっくり効くタイプの粒状肥料を土に混ぜ込んでおきます。それ以外は花後、週1回1000倍に薄めた液体肥料を1ヶ月間くらい与えます。これは球根を太らせて来年も花を咲かせるために大切です。


適した土

水はけがよく肥えた土が適しています。鉢植えの場合は赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使います。庭植えにする場合はあらかじめ腐葉土をすき込んでおき元肥として化成肥料や粒状肥料を混ぜ込んでおきます。

植え替え・植え付け

球根の植え付け適期は9月~10月です。鉢植えは4号鉢(直径12cm)に5球くらいが目安です。かぶせる土の厚さは1~2cmくらいと浅めが適当です。あまり深くならないようにしましょう。庭植えは球根同士の間隔を3~5cmほどあけて均等に植え付けます。あまり間隔をあけすぎると咲いたときにまばらで寂しくなります。やや詰め気味でたくさん植えた方が見栄えがします。かぶせる土の厚さは2~3cm、鉢植えよりやや深めにします。

球根は乾燥を嫌うので、葉が枯れて休眠に入っても掘りあげずにそのままにしておきます。鉢植えの場合も球根が増えて鉢がいっぱいにならない限り、植え替える必要はありません。目安として2~3年に1回くらいでよいでしょう。庭植えの場合は一度植え付けると放置しておいてかまいません。場所の関係でどうしても掘りあげなければいけない場合は掘りあげた後、乾燥させないようにおがくずやバーミキュライトに入れて涼しい場所で貯蔵します。

ふやし方

親球の下部側面に子球ができますので、その子球をはずして増やすことができます。球根を分けたあとは乾燥させないようにすぐに植え付けましょう。適期は8月下旬から9月上旬、休眠期に行います。長さ1cm以上に育った球根でしたら2年後には花の咲く大きさになります。

タネから育てることもできますが、花が咲くサイズに育つまで、およそ4年かかります。タネができたらまいてみても良いでしょう。タネは乾燥させると発芽率が極端に落ちるので、採取したらすぐにまきます。

かかりやすい病害虫

害虫:灰色カビ病

灰色カビ病は気温が20℃前後で湿度の高い時期、特に春~梅雨時期に発生しやすい病気です。葉や茎に斑点状のシミができてそれがだんだん広がって腐り、そこに灰色のカビが生えます。咲き終わった花の部分にも発生するので、傷んだ花びらはこまめに摘み、風通しの良い場所に置く、葉や花に水をかけないなどの予防に努めましょう。

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