ヤサシイエンゲイ

ラッパ型の大きな花

ダチュラ

ダチュラ
科名:ナス科
学名:Datura
別名:チョウセンアサガオ など
原産地:インド 熱帯アメリカ など
草丈:80cm-1.5m
開花期:7月~10月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(ふつう)

くわしい育て方

ダチュラとは

インドや熱帯アメリカなどにおよそ20種程度が分布します。性質で大きく草タイプと木タイプの2つがありますが、最近はそれぞれを別物として扱うことのほうが多いです。別物として扱う場合は、草タイプをダチュラ(属)、木タイプをブルグマンシア(属)と呼びます。ちなみに木タイプは、エンジェルストランペットの英名のほうがよく知られているでしょう。

現在は分けるほうが一般的でわかりやすいので、ここでは草タイプをダチュラとして扱います。木タイプは「エンジェルストランペット(ブルグマンシア)とは」で詳しく解説していますので、そちらを参照にしてください。

ダチュラ(草タイプ)とは

ダチュラの果実
果実
春にタネをまいて夏に花を楽しみ、冬は枯れる春まき一年草として扱います。大型の草花で、草丈は1.5mほどに生長し横にもよく茂ります。やせ地でもよく育つため、道端や花壇で野生化しています。花が咲いている夏~秋はよく目に付きます。

花はラッパ型で上から横向きに咲きます。花色は白、紫、黄色などがあります。一重の他、花びらが重なった二重や三重になるものもあります。花後にできる果実は球形で、表面にびっしりとトゲが生えた、まがまがしい姿をしています。

有毒植物

茎、葉、花、果実、根など植物全体にアルカロイドを含む有毒植物です。誤食による中毒例が知られています。つぼみをオクラ、根をゴボウに間違った事例などが知られています。葉っぱはナスに近いです。また、オクラやナスのような夏野菜と同じ時期に生育する植物なので、より間違いやすいのかもしれません。畑などややこしい場所では育てない方がよいでしょう。具体的な症状や事例については厚生労働省のウェブサイト内「自然毒のリスクプロファイル:高等植物:チョウセンアサガオ」に詳しいです。

仲間 

〔〕内は学名、D.はDaturaの略

チョウセンアサガオ〔D. metel〕
インド原産の一年草で、草タイプのダチュラの中でも最もポピュラーな種です。花色は白、黄色、紫などがあります。華岡清州が麻酔薬として用いた植物として有名です。花の大きさは径5cm。

アメリカチョウセンアサガオ〔D. innoxia =D. meteloides〕
北アメリカ南部、メキシコに分布する多年草です。乳白色の花を上向きに咲かせます。花は芳香性で夕方から咲き始めて翌日の昼頃にしぼみます。ケチョウセンアサガオとも呼ばれます。花の大きさは径10cm~13cm。

ヨウシュチョウセンアサガオ〔D. stramonium var. chalybea〕
熱帯アメリカ原産の一年草です。花色は白、淡紫。

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