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テーブルヤシテーブルヤシの育て方
■テーブルヤシ ヤシ科 観葉植物 原産 メキシコ
アレカヤシ
小型のヤシで、テーブルの上などでも場所をとらずに楽しめるところからこの名前があります。成木では3m前後の高さになりますが、樹形が乱れて鑑賞価値は下がります。

栽培データ一覧
栽培難易度
普通
特長
 強い日差しに弱い
耐暑性
普通
耐寒性
0℃
生育適温
20〜30℃
使用用途
○鉢植え
栽培カレンダー
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
花の咲く時期
 
植え替え
 
肥料の時期


病気 なし 害虫 ハダニ カイガラムシ
 高温で乾燥する環境でハダニが発生します。霧吹きなどで葉の表裏に水をかけて空気中の湿度を高く保つことで、発生をある程度予防することができます。発生したら殺虫剤で早めに駆除します。風通しが悪いとカイガラムシが発生します。幼虫は比較的薬剤が効きやすいので薬剤で駆除できます。薬の効きにくい成虫は歯ブラシなどでこすり落とす物理的な方法が効果的です。また、カイガラムシの排泄物(葉がべとべとした感じになる)からスス病が発生することがあります。葉の一部が黒くなっていたらスス病の可能性があります。
ハダニ・カイガラムシ
テーブルヤシに限らずヤシ類はカイガラムシ、ハダニが発生しやすい。風通しをよくすることと、空気中の湿度を高く保つことが予防のポイントになります。発生させない環境を作ることが大切です。


●強い日差しを嫌います
●生育期は水切れに気を付ける
●耐寒温度は0℃程度

 北部メキシコの1000mくらいの高地を原産とする小型のヤシです。観葉植物として出回っているものは大きくても草丈30〜50cm程度の中鉢のものが多いですが成木では3m前後の大きさになります。市販されているもののほとんどはタネから育てたもので、幼苗もミニ観葉植物として市販されています。ヤシ特有の南国っぽいイメージと光沢のある美しい葉、風に揺れる涼しげな雰囲気などが場所をとらずにまさしくテーブルの上などで手軽に楽しめるところに魅力があります・幼苗〜中鉢くらいまでは株姿もよくまとまり鑑賞価値も高いですが、株が大きくなりすぎると樹形が乱れてやや見栄えが悪くなります。
 テーブルヤシの仲間はメキシコ〜中南米にかけて100種類以上が分布し、本種以外には矢羽根のような形の葉を付けるヒメテーブルヤシなどが栽培されています。

 枯れた葉はそのまま付けておかずに取り除いて、株を常にきれいな状態にしておきましょう。
 株が大きくなりすぎて草姿が乱れた場合や、置き場所に困った場合はとり木をして株を新たに作り直します。まず、幹をよく見てください、葉の落ちた跡の部分がいくつかあると思います。適当な高さを決めて、その部分を湿らせた水ごけで巻きさらに乾燥しないようにビニールでくるみ乾燥させないようにときどき水を与えます。2〜3か月すると根が出てきますので、ビニールを取り除いて根の出ているすぐ下で幹をカットして鉢に植えます。ちなみにカットして上部がなくなった幹からは新芽は出てきません。

 強い日光に当てると葉が黄色くなって葉焼けを起こしてしまいます。一年を通して直射日光は避け、屋外の木陰や室内のレースのカーテン越しの日光の当たる場所で育てましょう。耐陰性はありますが、日陰で長期間育てていると葉の色つやが悪くなり元気がなくなりますので、明るい場所に移動させましょう。また、強い風の当たる場所では葉が傷みますので避けましょう。
 ヤシの中では寒さに強く、霜に当てなければ0度近くまで枯れずに耐えます。美しい葉を保つためには冬でも10℃前後の気温が必要です。
一年を通して明るい日陰
ヤシというと、さんさんと降り注ぐ日光が似合いそうなイメージですが、テーブルヤシは強光線が苦手ですので、一年を通して明るい日陰で育てるのが基本です。


 やや湿り気味の環境を好みますので土の表面が白っぽく乾いてきたらたっぷりと水を与えましょう。同時に霧吹きなどで株全体にもたっぷりと水をかけます。じょうろで葉の上から水をかけてあげてもよいでしょう。新芽の部分が乾燥すると新しい葉っぱがなかなか出てこなかったり、出てきても比較的小さな葉になってしまうことがありますので、幹の部分にも水をかけます。水切れを起こすと葉の先から茶色く枯れ込んできます。ただし、常に土がじめじめした状態では過湿状態になり根ぐされをおこしてしまいますので、気を付けましょう。冬は水やりを控えめにして、やや乾かし気味に管理します。
 肥料は生育期、月に2回液体肥料を与えます。冬は肥料をストップします。

 水はけが良い土が適しています。
 赤玉土7:腐葉土2:パーライト1の割合で混ぜた土を使います。

 2〜3年に1回を目安に植え替えを行います。鉢から抜いた株は割り箸や竹ぐしのような先の細い棒で根の間の土を落としながら根を軽くほぐします。古い土を半分くらい落としたら傷んだ根を切り取り、鉢底の根を切り詰めて新しい用土で植え付けます。水はけをよくするために鉢底に大粒の軽石などを敷いておきましょう。植え替えの適期は5〜6月です。

 株分けでふやします。古い土を落とす作業などは植え替えと同様です。株元を確認し、幹を数本付けて根を分けます。手では分けにくいのでハサミやナイフを使うとよいでしょう。分けた株はそれぞれを鉢に植え付けます。その後、強い風の当たらない日陰で管理して新しい葉が伸びてきたら徐々に日の当たる場所に移動させて通常の管理に戻します。作業の適期は5〜6月です。


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