チューリップの学名Tulipa gesneriana(トゥーリパ・ゲスネリアーナ)のトゥーリパはトルコでターバンを意味する「ツルバン」からきています。これは16世紀にトルコ駐在の神聖ローマ帝国大使がチューリップを見て、花の名前を現地のトルコ人に訊ねたときそのトルコ人は花の形のことを聞いているのだと勘違いして「ツルバン」と答えたのが始まりだといわれています。またそれを大使は花の名前と認識して記しました。ですからそもそも属名の「トゥーリパ」は誤用から名付けられたと言われています ゲスネリアーナは植物学者のゲスナーの名前からきており、この人はチューリップを初めて絵・文章で記録した人物です。 ■チューリップ狂時代 オランダを中心にヨーロッパの上流階級で異常な人気が出て、チューリップの球根がとんでもない高値で取り引きされるようになりました。珍しい球根がビール工場と交換されたという逸話も残っています。チューリップが投機対象となり、巨万の富を得るものもいれば倒産するものも続出し、異常な過熱ぶりを見せましたが市場の崩壊によりあっという間に沈静されました。1634年〜1637年というたった4年の短い期間に起こったこの出来事を「チューリップ狂時代」といい現在でも歴史の1ページとして語り継がれています。 ■日本での生産は大正時代 チューリップが日本に紹介されたのは江戸時代末期、本格的に生産が始まったのは1919年(大正8年)新潟県の新津市小合地区(当時は小合村)とされています。現在でも新潟県のチューリップの生産は盛んで、日本で第2位の生産量を誇ります。ちなみに生産量1位は富山県です。チューリップは富山県と新潟県の県花でもあり、そこからもこの2県にとって古くから馴染み深いものであることが伺えます
’チ’からはじまる植物 春から夏に咲く草花 ユリ科の植物 球根植物 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
Copyright © 2000-2007けえ企画. All rights reserved. |