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吊り鉢にすると映える観葉植物

トラデスカンチア

トラデスカンチア ラベンダー
フルミネンシス ’ラベンダー’
科名:ツユクサ科
学名:Tradescantia
原産地:北アメリカ~熱帯アメリカ
草丈:茎が這うように伸びる
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(そだてやすい)

くわしい育て方

〔〕内は学名、T.はTradescantiaの略

トラデスカンチアとは

北アメリカの温帯~熱帯アメリカにかけておよそ60種が分布します。日本でもよく見られるムラサキツユクサ〔T. ohiensis〕やムラサキゴテン〔T. pallida 'Purpurea'〕も同じ仲間ですが、園芸では葉が美しくて観葉植物として扱われる種のことをトラデスカンチアと呼ぶことが多いです。トラデスカンチア全体で見ると花の美しい種もありますが、観葉植物として親しまれている種は花が小さく、葉の美しさと比べるとて目立ちにくいです。主な開花期は夏で、色は白や紫です。

茎は太めで多肉質、葉っぱは先端の尖ったタマゴ型で、裏が紫色になる種もあります。這うように伸びるものが多く、吊り鉢に植えると見栄えがします。温室では地面を平面的に覆うグラウンドカバーにも利用されます。栽培されているのは主に園芸品種で、白や淡紫色の縦ジマが入りとてもカラフルです。種によって差はありますが、おおむね生長が早くて観葉植物としては寒さに強いほうです。

種類

主な種には以下のようなものがあります。

アルビフローラ〔T. albiflora〕
ブラジル原産で葉に白いて細い縦ジマが入る園芸品種、アルボビッタータ(シラフツユクサ)〔'Albovittata'〕が広く栽培されています。 夏に白い小花を咲かせます。

ブロスフェルディアナ〔T. blossfeldiana=T. cerinthoides〕
アルゼンチン原産、園芸品種のメイデンズ・ブラッシュ(コチョウノマイ)〔'Meiden's blush'〕は葉の付け根近くに不定形の淡紫色の斑が入ります。斑が入るのは若い葉だけで、後に斑はなくなり緑一色になります。トラデスカンチアは縦ジマの斑が多く、不定形に斑の入る本品種は一風変わっていておもしろいです。

フルミネンシス〔T. fluminensis〕
全体的にやや小型です。よく栽培されているのは白い縦縞が入る園芸品種のバリエガータ〔Variegata〕です。極太の縦縞でほぼ真っ白になる葉もあれば、細幅の白筋が申し訳ない程度に入る葉もあったりと、縦ジマの出方は本当に不規則…悪く言えば不安定…ですがある意味、味があります。ラベンダー('Lavender')は淡い紅ピンクの縦ジマが入ります。

ゼブリナ〔T. zebrina〕
以前は別属で、後にトラデスカンチア属に統合されました。園芸ではゼブリナの名前で通っています。詳しくはゼブリナのページを参照にしてください。

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