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ツワブキの育て方

ツワブキキク科 学名:Farfugium japonicum 用途 鉢植え 露地植え
難易度 バー バー バー バー バー(やさしい)

耐寒性 バー バー バー バー バー(つよいほう)

日陰でもよく育ち冬でも緑の葉っぱが枯れずに茂っているので、古くから庭園の下草などに植えられています。鉢植えで楽しむこともできます。病害虫も少なくて日本の気候にも合い、つきあいやすい植物です。

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
                  バー バー バー
植え付け
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肥料
バー バー     バー         バー  

季節・日常の手入れ ポイント
枯れた葉っぱは地際当たりから軸ごと取り除きます。日本の気候にあった植物でそれ以外の手間はあまりかかりません。強いて言うならポイントは適した環境、土壌で育てると言うことです。

日当たり・置き場所
半日陰の場所や明るい日陰が適しています。日陰に強く午前中に2~3時間日射しが確保できれば充分育ちます。ただし極端に暗い日陰ですと葉色が悪くなったりひょろひょろに間延びします。また、黄色い斑のはいるものは日光不足になると斑が薄くぼやけてしまいます。

真夏の直射日光に当たると葉っぱが焼けてしまいますので西日の当たる場所は適しません。斑入りの葉っぱは斑の部分が緑色の部分より強光線に弱く、斑の部分だけ茶色く枯れて穴が開いたようになってしまうことがありますので、特に真夏の強光線に気をつけましょう。

ベランダなどで鉢植えにしている場合、日射しが偏って日の当たる部分だけよく育ち、アンバランスな形になることがあります。ときどき鉢の向きを変えてあげましょう。

寒さには強いほうなので、特に防寒を行う必要ありません。

水やり・肥料
地植えの場合、適地に植え付けていたら特に水を与える必要はありません。鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。

肥料は植え付ける際、用土に堆肥や腐葉土を混ぜ込んでおけば追肥の必要はほとんどありません。追肥を与える場合は6月頃と花の咲く頃に、化成肥料を少量株元に与えます。肥料を与えると葉っぱがより大きく立派に育ちます。それがイヤな場合は控えめにしておきます。

用土
腐葉土などの有機質のたっぷり入った水はけのよいやや湿り気を含んだ土が適しています。と言ってもよほど水はけの悪い場合を除いて土質をあまり選ばずに育ちます。有機質の少ない用土では育ちが良くないので、植え付ける際は堆肥や腐葉土をたっぷりと混ぜ込んでおきます。

植え替え・植え付け
地植えのものは一度植え付けて根付いてしまうと特に植え替えをする必要はありません。鉢植えの場合は鉢が根でいっぱいになってしまったら植え替えます。適期は4月~5月、9月~10月です。

鉢植えは深さの浅い平鉢(半鉢)を使うと全体がバランスよくまとまります。また、小さな鉢で育てると鉢の大きさに見合ったコンパクトな姿になります。すでに付いている葉っぱが小さくなることはありませんが、次から出てくる葉っぱや軸が徐々に小さくなっていき、古い葉っぱを取り除いていくと2~3年後には収まりのよい株姿になります。この性質を活かして、ミニ観葉植物や鉢を自分なりに選んで葉物小品盆栽風に仕立てて楽しむこともできます。ただし、前述したようにすぐに小さな葉ばかりになるわけではなく、気長に楽しんで徐々に仕立てていくことが大切です。

ふやし方
株分けでふやすことができます。適期は植え替え、植え付けと同時期です。葉っぱを2~3枚以上付けて根茎を切り取り植え付けます。

かかりやすい病害虫
葉っぱに水滴の粒が付いたまま強い日射しが当たるとそれがレンズのように光を集めてその部分だけ丸く葉っぱが焼けて黒や灰色にポツポツと変色することがありますがこれは病気ではなく、葉焼けです。

まとめ 
明るい日陰でよく育つ。強い直射日光は避ける
腐葉土や堆肥など有機質のたっぷり入った土でよく育つ
肥料はさほど必要としません

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