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ウツギ>>ウツギの育て方
■ウツギ ユキノシタ科 落葉性花木 原産 日本 中国 ヒマラヤ
日本では古くから親しまれている花木のひとつで卯の花(ウノハナ)とも呼ばれます。低木で高さは2m程度になり、初夏に純白の花を枝いっぱいに咲かせます。性質は比較的強く病害虫にも強く、育てやすい花木といえます

栽培データ一覧
栽培難易度
育てやすい
特長
 前年伸びた枝に花芽が付く
耐暑性
強い
耐寒性
強い
生育適温
10〜25℃
使用用途
○鉢植え ○庭植え、地植え
栽培カレンダー
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
花の咲く時期
植え付け・移植
肥料の時期


病気 ウドンコ病、サビ病 害虫 アブラムシ
春〜初夏にかけて’ウドンコ病’が発生します。発生すると茎や葉が白い粉のようなもの(カビ)に覆われます。風通しを良くして、窒素分の多い肥料を控えることである程度予防できます。発生してしまったら殺菌剤を散布して治療します
春〜秋にかけての高温期、葉にイボ状の斑点のできる’さび病’が発生することがあります。薬剤を散布してある程度予防できますが、発生してしまったら被害にあった葉を取り除いて薬剤を散布しそれ以上の伝染を抑えるようにこころがけます
春になると新芽にアブラムシが発生する事があります。予防のために春先に殺虫剤を散布するか、見つけ次第駆除します

●湿り気のある土を好みます
●前年伸びた枝に花芽が付きます
●日当たり〜半日陰で良く育つ

  日本、中国などに分布する落葉性の低木です。ウツギは漢字で「空木」と書き、枝が成長すると内部が中空になるところから名付けられました。日本人には古くから馴染みの深い植物で別名の「卯の花(ウノハナ)」の名で万葉集や童謡に登場します。卯の花という名前は陰暦の卯月(今の5月)に花を咲かせるからだとか、「空木の花」が略されてウノハナとなったなど、諸説がありはっきりしません。
 5〜6月に1.5cmほどの花を枝いっぱいに咲かせます。花をたくさん付けること、次々に咲き開花期間が長いことがウリで、庭木としてだけではなく、鉢植えでも楽しむことができます。
 葉のフチは細かいギザギザになっており、表面には粗い毛が生えていてさわるとザラザラしています。
 八重咲きになるヤエウツギ、淡い紅色で八重咲きのサラサウツギ、ウツギより小型で葉の表面に毛の生えていないヒメウツギなどの品種があります。また、ウツギはヨーロッパで品種改良が盛んに行われており、多くの園芸品種が生み出されています。

 花後に伸びる勢いの強い古枝を株元から数本間引き、同時に枯れた枝も切り落とします。こうして枝をすかすと風通しがよくなり日光も株の中まで当たるようになります。この枝をすかす作業を「間引き剪定」といい、ウツギの基本作業のひとつになります。枝と枝が込み合っていない場合は無理矢理行う必要はありません。
 場所が確保できずにコンパクトな姿をキープした場合は2月にばっさりと株元まですべての枝を切り戻します。ただし、この作業を行うとその年の花を見ることはできません。作業は3〜4年に1回を目安に行います
ポイント|花芽
春、新しく伸びた枝に8月頃、翌年開花する花芽が体内で形成されます。それをよく考えて切り戻しを行いましょう

 半日以上日のあたる場所で良く育ちますが、明るい日陰でも問題なく成長します。耐暑性、耐寒性ともに強い植物で、北海道の道南より南の地域で植裁可能です。秋には落葉して枝だけになります。こうなるとあまり日当たりに気を使う必要はありませんので(極端に暗い場所ではダメですが)、鉢植えのしているものは管理しやすい場所に置きましょう。

 湿り気のある土を好みます。地植えにしているものは一度根づいてしまうと夏や冬に極端に乾燥が続く場合をのぞいて、水やりを行う必要はありません。鉢植えの場合、春から秋の生育期は土の表面が乾きかけたらたっぷりと水を与えます。秋以降の落葉期は生育期に比べて水やりを控え、やや乾かし気味に管理します
 肥料は発酵油かす、ゆっくり効く化成肥料などを、春と秋の年2回施します

 腐植質の土を好むので庭植えにする場合は、あらかじめ庭土に5割ほど腐葉土を混ぜ込んでおきましょう。鉢植えにする場合は、赤玉土5:鹿沼土2:腐葉土2:川砂1の割合で混ぜた土を使います。

 植え付けの適期は11月〜12月、2月〜3月が適期です。地植えにする場合古い土を軽く落とした後、30分ほど根に充分水を吸わしてから植え付けます。植え付ける場所にはあらかじめ腐葉土と堆肥を混ぜ込んでおきよく耕しておきましょう。植え付けたあとは充分に水を与えましょう
 地植えの場合は一度植え付けてしまうと植え替える必要はありません。鉢植えにしているものは2年に1回を目安に新しい用土で植え替えます。適期は植え付けと同様です。

 さし木でふやすことができます。3月中旬〜下旬もしくは6〜7月が適期です。春に行う場合は昨年の枝を、初夏に行う場合はその年に伸びた新しい枝を使います。
 いずれもわき芽の発達したものを選び、枝を先端から15cmほどの長さに切りさし穂にします。このとき、枝の切り口が斜めになるように切り落とします。容器はビニールポットや育苗箱を、用土は赤玉土を使い、地面に芽が1〜2コ出る深さに挿します。その後、乾かさないように半日陰の場所において水をたっぷりと与えます。
 順調にいくと根が出て、1ヶ月半ほどで鉢や庭に植え付けられます。


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