ヒメアリアケカズラ
- 科名
- キョウチクトウ科
- 学名
- Allamanda
- 別名
- アリアケカズラ
- 原産地
- 熱帯アメリカ
- 大きさ
- 高さ60cm~6m
- 開花期
- 6月~9月(気温があれば周年)
- 難易度
- ★★★☆☆(ふつう)
こんな植物です
南アメリカに約12種が分布する熱帯花木です。低木のほか、常緑性でつるが伸びるタイプも多いです。比較的よく栽培されているのは アリアケカズラ、ヒメアリアケカズラ、ビオラケアの3種とそれらの園芸品種です。やや耐寒性に劣るので、温室向きの花木や鉢物として扱うのが一般的です。沖縄では庭木や街路樹に利用したり、つる植物の特性を活かして、フェンスやアーチに絡ませて栽培されます。海外の熱帯・亜熱帯地域でも屋外によく植えられます。
花の咲く時期は主に気温が高い初夏~夏です。一定の気温がキープできれば、季節に関係なく咲く種もあります。花はラッパ型で、先端が5つに裂けて花びら状になります。一重咲きが基本ですが、八重咲きの園芸品種も知られます。花色は黄色が多いですが、紅紫色のものもあります。葉っぱは光沢があり革質でやや厚めです。
名前の由来
属名のアラマンダは18世紀スイスの植物学者アラマンの名前にちなみます。
主な仲間
〔〕内は学名、A.はAllamanda の略
アリアケカズラ〔A. cathartica〕
直径7cm~8cmの黄色い花を咲かせます。バラエティー豊富で、様々な変種や園芸品種があります。
オオバナアリアケカズラ〔A. cathartica ’Hendarsonii’〕
アリアケカズラの一品種で、直径10cmを越す大輪の花を咲かせます。よく栽培されています。
ヒメアリアケカズラ〔A. neriifolia〕
つるは伸びずに低木状に育ちます。花は黄色で直径は3cm~4cmです。花付きがよく、丈も1mくらいにまとまるので、鉢植えに適しています。
ビオラケア〔A. violacea〕
直径5cm前後で紅紫色の花を咲かせます。暑い時期には花色がくすみます。枝は若干細めでよく伸びます。
関連する植物
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ストロファンツス・プレウシー
キョウチクトウ科 難易度★★★☆☆
つる性の熱帯花木。花びらの先端外とのように細く長く伸びる