アレナリア・モンタナ
- 科名
- ナデシコ科
- 学名
- Arenaria
- 原産地
- 北半球の亜高山から高山
- 大きさ
- 高さ5cm~15cm
- 開花期
- 4月~6月
- 難易度
- ★★★☆☆(ふつう)
こんな植物です
北半球の高山、亜高山帯を中心に150種が分布し、日本でも数種類が知られています。湿った岩場や礫地に自生します。一年で枯れる一年草と毎年花を咲かせる多年草があります。草丈はあまり高くならず、クッション状に茂るものが多いです。また、つるを地面にはわせて生長するものもあります。花色は白が中心で、珍しいもので桃紫色の種もあります。鉢植えでの栽培のほか、ロックガーデンにも適します。
名前の由来
アレナリアは「砂」や「砂地」という意味で、礫地や砂質の土壌に自生するところにちなみます。
主な仲間
〔〕内は学名、A.はArenariaの略
モンタナ〔A. montana〕
ピレネー山脈原産。草花として広く流通しいている種で、花は白色で径1.5cm。アレナリアの中では最も育てやすくい大型品種です。
グラキリス〔A. gracilis〕
旧ユーゴスラビア原産の高山性種。小さくクッション状に茂り白い花を咲かせます。
プルプラスケンス〔A. purpurascens〕
ピレネー山脈原産。桃紫色の花を咲かせる。
グランディフロラ〔A. grandiflora〕
ヨーロッパアルプス原産種。和名オオユキソウ。
カトーアナ〔A. katoana〕
日本の東北地方の一部に分布。和名カトウハコベ。山野草として普及しています。
また、道ばたや空き地でよく見られる野草にノミノツヅリ〔A. serpyllifolia〕があります。
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