ブルーの花が夏に映える

エボルブルス(アメリカンブルー)とは

ヒルガオ科 「え」からはじまる植物

エボルブルス(アメリカンブルー)
この植物の育て方
科名
ヒルガオ科
学名
Evolvulus
別名
アメリカンブルー
原産地
北・南アメリカ 東南アジア
大きさ
20cm~50cm(横に広がる)
開花期
6月~11月
難易度
★★☆☆☆(そだてやすい)

こんな植物です

約100種類が北・南アメリカ、東南アジアに分布する植物です。花後に枯れる一年草、毎年開花する多年草、低木があります。大半はアメリカ原産で、東南アジアには2種のみ知られています。

日本で広く栽培されているのは「アメリカンブルー」の名前で親しまれている、エボルブルス・ピロサスです。北アメリカ原産で1980年代に日本に入ってきたといわれています。

1990年代に鉢花として広く普及しました。かわいらしい青い花、花期が長く育てやすいことなどが比較的早く普及する要因になったのかもしれません。花の大きさは1~2cm、茎は長く伸びますが直立せずに横に這うように伸びていきます。 炎天下でも乾燥や高温に耐えて育つので、夏の花壇に向きます。その他、鉢植え、寄せ植え、吊り鉢でも楽しめ、用途が広いです。


主な仲間

ピロサスやグロメラツスがアメリカンブルーの名前で流通していると思われます。本なども学名表記が混同しており、あいまいです。

〔〕内は学名、E.はEvolvulusの略

ピロサス〔E. pilosus〕

北アメリカ原産、広く栽培されている種で、葉や茎に白い滑らかな白毛があるのが特徴です。

ピロサス ’ブルー・デイス'〔E. pilosus 'Blue Daze'〕

ヨーロッパで改良されたピロサスの園芸品種で、見た目の違いはあまりわかりません。

グロメラツス〔E. glomeratus〕

ブラジル原産。明るめの青い花を咲かせます。

アサガオガラクサ〔E. alsinoides〕

東南アジア、沖縄、中国などに分布する多年草です。花の大きさは1cm程度で色は淡い青や白です。

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