ハツユキソウ
- 科名
- トウダイグサ科
- 学名
- Euphorbia marginata
- 別名
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- 原産地
- 北アメリカ
- 大きさ
- 60cm~1m
- 開花期
- 7月~10月(鑑賞期)
- 難易度
- ★★★☆☆(ふつう)
こんな植物です
〔〕内は学名、E.はEuphorbiaの略
北アメリカ(ミネソタ、コロラド、テキサスなど)原産の一年草です。漢字を当てると「初雪草」、冬をイメージさせるような名前ですが、夏が見頃の植物です。具体的には春にタネをまくか苗を植え付け、夏から秋に鑑賞します。寒さには弱く、冬前には枯れます。花壇や切り花で楽しみます。
なぜこんな名前なのかというと、茎頂に付く葉っぱの縁が白く色づき、その様子が薄く降り積もった初雪のように見えるからです。まとめて植えると名前どおり、まさに輝く雪のごとく見事な美しさです。英名の「スノーオンザマウンテン」、種小名の「マルギナタ(縁辺のある)」も同様に葉姿が名前の由来です。
茎はまっすぐ直立して伸び、上の方で枝分かれします。草丈は1m前後に生長します。夏になると、色づいた葉っぱの中に埋もれるような感じで黄緑色の花を咲かせますが、小さくてあまり目立ちません。代表的な園芸品種に葉の色づきが早い「氷河」があります。
同じように栽培される同属(ユーフォルビア)の植物に、クリスマスの頃に鉢花で出回る赤い葉っぱでお馴染みのポインセチア〔E. pulcherrima〕、特徴的な葉姿のショウジョウソウ〔E. heterophylla〕があります。
名前の似ているハツユキカズラ〔Trachelospermum asiaticum ‘Hatuyukikazura’ 〕はキョウチクトウ科のつる性植物で、全く別の植物です。