ハボタン(葉牡丹)の育て方
育て方はこのページの下
- 科名
- アブラナ科
- 学名
- Brassica oleracea var. acephala
- 用途など
- 鉢植え 庭植え
- 鑑賞期
- 11月~3月
- 大きさ
- 高さ20cm~80cm
- 耐寒性
- 強い
- 難易度
- ★★☆☆☆(そだてやすい)
育て方
- ・タネまき適期は7月~8月
- ・10月以降は肥料を与えない
- ・気温が高すぎると葉の色づきが冴えない
●ポイント
栽培カレンダー
主な作業の適期
タネまき | 7月~8月 |
---|---|
苗の植え付け | 10月下~11月 |
日常の手入れ
生育していくにつれて下のほうの葉っぱが大きくなりだらしなくなってきます。ときどき大きくなりすぎたり霜などに当たって傷んだ下葉を取り除き、草姿を整えてあげましょう。
日当たり・置き場所
苗の時期は半日陰に置いて、生長するにつれて徐々に日光によく当てるようにします。生育期間中は特に日光によく当てるようにしましょう。葉っぱが色づいてきて鑑賞期にはいると、あまり強い日光に当てると色づきが悪くなります。でも、だいたい鑑賞期は冬で、日射しもそれほど強くはないので、植える場所などには特に気を使う必要はないでしょう。
耐寒性は非常に強いので、特に防寒作業をする必要はありません。
水やりと肥料
普段は土の表面が乾いてきたら水を与え、過湿に気をつけます。苗の時期、植え付け直後はしっかり根付くまでたっぷりと水を与えましょう。
肥料は植え付けする際に土の中に元肥として混ぜておきます。10月以降、発色後に肥料を与えると(特に窒素分の多い肥料)葉の色づきが悪くなったり遅れたりしますので、10月以降に肥料を与えません。
適した土
水はけのよい肥沃な土なら特に選びません赤玉土6:腐葉土4が基本です。
植え替え・植え付け
植え付けは苗が発色したあとにおこないます。だいたい適期は10月の終わりから11月頃です。大株を花壇に植える場合は、株と株の間がほとんどないくらいぴったりと詰めて植え付けをおこないます。(大株ならそれ以上、横に広がることはないので)年を越して花が咲いたあとの株は4月頃に植え替えをおこないます。
ふやし方
タネで増やすことができます。色々な品種のタネが出回るので、自分の好みのものを選びましょう。お正月頃に鑑賞するためには7月下旬から8月上旬にはタネをまかないと、鑑賞期が遅れます。夏は気温が高すぎるので、日陰の特に風通しのよい涼しいところを選んでタネまきをおこないます。発芽するまでは乾かさないようにします。
かかりやすい病害虫
ヨトウムシやアオムシに葉っぱが食べられることがあります。